ケーキの歴史は、奥が深い。
ケーキはいつ頃どこで生まれた?
フランスのケーキは豪華でイギリスは地味なのはなぜ?
ケーキの誕生から作り方と食べ方の変遷、文化や社会との意外な関係など、
奥が深いケーキの歴史を楽しく説き明かす。
2012年3月刊の新装版。
目次
序章 特別な日を飾るケーキ
ケーキとは不思議なもの
ケーキとは何だろう
ケーキと裁判
第1章 歴史とケーキ
最初のケーキ
近代以前のケーキ
現代ケーキのルーツ――パン
ケーキとパンの「奇妙」な歴史
パン以外の系列のケーキ――ポリッジ、プディング、パンケーキ
卵白の発見
輪型、オーブン、そして大量の卵
ふわふわのケーキ、誕生。
砂糖とアイシング
第2章 世界のケーキ
フランスケーキの誕生
カレームとソイヤーの超絶ケーキ
フランスケーキの神髄
オーストリア=ハンガリーのケーキ
ヨーロッパ各地のケーキ
世界のケーキ
名作ケーキの誕生
ザッハートルテと法廷論争
ケーキと文学
ケーキと名前
第3章 家庭で作るケーキの文化
ホームベイキングという理想――エリザベス朝時代
フランスのケーキとイギリスのケーキはなぜ違うのか
イギリスのケーキ
フランスのケーキ
アメリカのケーキと開拓者魂――「大草原の小さな家」
ケーキミックスの成功
第4章 ケーキと儀式、その象徴性
なぜケーキは丸いのか?
季節と祭り 儀式と祝宴
酔いどれ騒ぎから静けさへ
ケーキと風刺――ヴィクトリア朝時代
クリスマスケーキの登場
ウェディングケーキ その1――この不思議なもの
ウェディングケーキ その2――大きく! 高く!
ウェディングケーキ その3――つまりこれは何か?
ウェディングケーキ その4――ところ変われば
第5章 文学とケーキ
プルースト『失われた時を求めて』
ディケンズ『大いなる遺産』
「食べるケーキ」と「食べないケーキ」
悦びと快楽
フローベール『ボヴァリー夫人』
ジェイン・オースティン『エマ』
ギャスケル『女だけの町(クランフォード)』
ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』
マンスフィールド『園遊会』
北米の文学とケーキ
モンゴメリ『赤毛のアン』『アンの幸福』
ウェルティ『デルタの結婚式』
第6章 ポストモダンのケーキ
カップケーキ その1――マーサ・スチュアート
カップケーキ その2――マグノリア・ベーカリー
カップケーキ その3――ナイジェラ・ローソン
ケーキの未来
謝辞
訳者あとがき
写真ならびに図版への謝辞
参考文献
レシピ集
注