DIY初心者でも挑戦しやすい!道具が少なくても作れる家具DIY入門

「DIYに挑戦したいけど、初心者でも作れる家具ってどんなもの?」そんな風に、何からはじめたらいいか分からず、一歩を踏み出せずにいませんか?
DIY初心者でも失敗しない家具作りのコツは、難しい木材カットはせず、ホームセンターなどで手に入るアイテムを上手に組み合わせることです。
この記事では、少ない道具で簡単に作れる実用的な家具のアイデアを15個ご紹介します 。
これを読めば、あなたのお部屋にぴったりの家具を作るヒントが必ず見つかりますよ。
DIY初心者でも挑戦しやすい!道具が少なくてもできる家具15選
DIY初心者でも挑戦しやすい家具の特徴は、「シンプルな工程」「少ない道具」「短時間での完成」そして「実用性の高さ」です。
今回ご紹介する家具は、基本的に手回しドライバーとネジ、木工用ボンドがあれば作れるものが中心です。ホームセンターでカット済みの木材を組み合わせることで、難しい作業を極力減らしています。
30分程度で完成するものも多く、作ったその日からすぐに使える実用的な家具ばかりを集めました。
「自分で作った」という達成感は、次のDIYへのモチベーションにもつながります。まずは、DIYの楽しさを知ることからはじめてみましょう。
1. カフェ風サイドテーブル

天板と脚を組み合わせるだけで、驚くほど簡単におしゃれなカフェ風テーブルが完成します。ソファやベッドの横に置くのにちょうどいいサイズ感で、リモコンや飲み物を置くのに便利です。
木材の色や脚のデザインを変えるだけで、人気の北欧風から無骨なインダストリアル風まで、お部屋のテイストに合わせたアレンジが可能。DIY初心者でも挑戦しやすい家具の代表格と言えるでしょう。
- ドライバー(手回し or 電動)
- ネジ
- 天板用の板1枚
- 家具用脚パーツ 4本
- ①天板の裏面に、脚を取り付ける位置を鉛筆などで軽くマークします。四隅から均等な距離になるように配置するのがポイントです。
- ②マークした位置に脚パーツを置き、付属のネジまたは別途用意した木ねじでドライバーを使って固定します。
- ③4本の脚をすべて固定したら、ひっくり返して完成です。お好みで天板にワックスやオイルステインを塗ると、より本格的なアンティーク家具のような風合いが出ます。脚パーツをキャスター式にして、移動式のサイドテーブルにするのも◎
2. 2×4材とディアウォールで作る壁面ラック

「DIYはしたいけど、賃貸だから壁に穴はあけられない…」という方に絶大な人気を誇るのが、ディアウォールを使った壁面収納です。床と天井を突っ張る力で柱を固定するため、壁を一切傷つけません。
キッチンやリビング、玄関など、デッドスペースになりがちな壁面を有効活用できる、非常に便利なDIYです。
DIY初心者でも挑戦しやすい家具でありながら、本格的な仕上がりが期待できます。
- ディアウォールセット 2セット
- 2×4(ツーバイフォー)材 2本
- 木ねじ
- ドライバー
- ①設置したい場所の高さに合わせてカットした2x4材の両端にディアウォールの上下パーツをはめ込みます。
- ②ディアウォールを取り付けた2x4材を設置したい場所に立て、内蔵されたスプリングの力で突っ張らせて固定します。もう1本も同様に設置します。
- ③印をつけた位置に棚板を合わせ、側面から2x4材へビス(または木ダボと接着剤)で固定します。ビスを使う際は、木材の割れを防ぐため、棚板の厚みに合った長すぎないものを選び、下穴を開けてから打ち込みましょう。
3. 2段木箱収納ラック

ホームセンターなどで手に入る木箱を組み合わせるだけの、超簡単なDIYです。縦に積めばスリムなラックに、横に並べればローボード風になります。
玄関でスリッパや小物を入れたり、リビングで雑誌やリモコンを収納したりと、使い方は無限大。木箱のナチュラルな風合いが、お部屋に温かみをプラスしてくれます。
- 木箱(同じサイズのもの) 2個
- ドライバー
- 木ねじ
- L字金具、キャスター(お好みで)
- ①木箱を2つ、綺麗に重ねます。
- ②重なった部分の内側から、木ねじで4ヶ所ほど固定します。ずれないように、片手でしっかり押さえながら作業するのがコツです。
- ③より強度を高めたい場合は、内側の角をL字金具で補強します。底面にキャスターを取り付ければ、移動式ワゴンとしても使えてさらに便利になります。
4. 折りたたみ式ミニデスク

ワンルームや限られたスペースで作業スペースを確保したい方におすすめなのが、この折りたたみ式デスクです。使わないときはコンパクトに収納できるため、お部屋を広く使えます。
テレワーク用のサブデスクとしても大活躍。自分の好きなサイズや高さで作れるのがDIYの醍醐味です。
- 天板用の板 1枚
- 折りたたみ椅子
- 木ねじ
- ドライバー
- ①折りたたみ椅子の布製の座面や背もたれを、フレームから丁寧に取り外します。 縫い目をほどいたり、タッカーの針を抜いたりする必要があるかもしれません。
- ②テーブルの天板となる木の板を用意します。必要であれば、好みの色に塗装したり、オイルで仕上げたりします。
- ③分解した椅子のフレームの上に、木の板を乗せ、フレームの適切な位置に下穴を開け、木の板の裏側から木ねじ(ビス)で直接固定します。
5. 板とすのこで作るシンプルローテーブル

すのこを脚として活用する、アイデア光るローテーブルです。すのこの「ゲタ」と呼ばれる部分がしっかりと床に接地するため、見た目以上に安定感があります。
リビングで使うのはもちろん、一人暮らしの食事用テーブルや、ベッドサイドテーブルとしても最適。材料費も安く抑えられるため、DIY初心者の方が挑戦しやすい人気の家具です。
- すのこ 2枚
- 天板用の板 1枚
- ドライバー
- 木ねじ
- ①すのこ2枚を、ゲタの部分が外側を向くようにして、立てて配置します。これがテーブルの脚になります。
- ②その上に天板用の板をのせ、全体のバランスを見ながら位置を調整します。
- ③天板の上から、すのこのゲタの部分に向かって木ねじを数カ所打ち込み、しっかりと固定すれば完成です。すのこの幅を変えれば、テーブルの高さも調整できます。
6. すのこ+板で作るベンチ収納

玄関にあると便利な、腰掛けと収納が一体になったベンチです。靴を履くときにちょっと腰掛けたり、下の段には普段使いの靴を収納したりできます。
ベランダに置いて、ガーデニング用品を収納しつつ、休憩用のベンチとして使うのも素敵です。すのこを使えば、難しい脚の組み立てが不要なので、DIY初心者でも挑戦しやすい家具の一つです。
- すのこ数枚
- 座面・棚板用の板 2〜3枚
- 木工用ボンド or ドライバー&木ねじ
- ①すのこ2枚を、脚となるように縦に立てて配置します。
- ②下の段に棚板を渡し、ボンドで接着するか、側面からネジで固定します。
- ③一番上に座面となる板を渡し、同様に固定します。上にクッションや座布団を置けば、座り心地もアップし、見た目もおしゃれになります。
7. ラダーシェルフ(はしご風ディスプレイ棚)

壁に立てかけるだけで、殺風景な空間が一気におしゃれなディスプレイスペースに変わる、便利なアイテムです。
観葉植物やお気に入りの雑貨、写真などを飾るのにぴったり。はしごのような形状で圧迫感がなく、狭いお部屋でもすっきりと見せられます。
DIY初心者で何を作るか迷ったら、まずはこんな実用的でおしゃれな家具から始めてみるのがおすすめです。
- 側板用の細長い木材 2本
- 棚板用の木材(幅を変えて数本)
- ドライバー
- 木ねじ
- ①側板となる2本の木材を、上が狭まるようにハの字に置きます。
- ②棚板を下から上へ徐々に幅が狭くなるように配置し、取り付ける位置に印をつけます。
- ③側板の外側から、棚板に向かって斜めに木ねじを打ち込み固定していきます。すべての棚板を固定し、ぐらつきがないか確認したら完成です。
8. パイン材で作るキッズ用ミニベンチ

軽くて加工しやすく、木の温もりが感じられるパイン材は、お子様向けの家具DIYに最適です。小さなベンチはお子様が座るだけでなく、ぬいぐるみやおもちゃを置く台としても活躍します。
パーツ数も少なくシンプルな構造なので、DIY初心者でも挑戦しやすい家具です。角をやすりで丸めてあげるなど、安全に配慮する工程も作る楽しさを感じさせてくれますよ。
- パイン集成材(カット済みのもの)
- ドライバー
- 木ねじ
- サンドペーパー
- ①脚となる板2枚に、補強用の横板を渡してビスで固定し、コの字型の脚パーツを2つ作ります。
- ②作った脚パーツの上に座面となる板をのせて、上からビスでしっかりと固定します。
- ③最後にお子様が怪我をしないように、角という角をすべてサンドペーパーで丁寧に丸く削って仕上げれば完成です。
9. ワイヤーバスケット+天板で作るサイドテーブル

雑貨店などで人気のワイヤーバスケットを逆さまにして、天板をのせるだけで完成する簡単アイテムです。本来のバスケット部分が収納スペースになるので、ブランケットや雑誌を入れておける便利な「見せる収納」になります。
リビングや寝室に置くだけで、空間のアクセントになること間違いなし。工具をほとんど使わないので、DIY初心者でも挑戦しやすい家具の筆頭です。
- ワイヤーバスケット 1個
- 天板用の円形の板 1枚
- 結束バンド or 細いワイヤー
- ①ワイヤーバスケットの底が上になるように逆さまに置きます。
- ②バスケットのサイズに合わせた円形の天板を上にのせます。
- ③天板がずれないように、結束バンドや細いワイヤーを使って、天板の裏側とバスケットのワイヤーを数カ所結んで固定します。これだけで完成です。
10. すのこで作るオープンラック

すのこを側面に利用した、シンプルで頑丈なオープンラックです。キッチンで調味料や食器を置いたり、洗面所でタオルや洗剤を収納したりと、さまざまな場所で活躍します。
作りがシンプルなので、DIY初心者でも失敗しにくく、初めてでも挑戦しやすい家具です。
- すのこ 2枚
- 棚板用の板
- ボンド
- ニス
- ①すのこ2枚を、必要に応じて分解し、分解したすのこの長さに合わせてカットします。
- ②分解・カットしたすのこと板を、作りたい棚の形になるようにボンドでしっかりと接着します。例えば、すのこを縦の支柱にし、カットした板を棚板として固定していくイメージです。接着後は、完全に乾くまでしっかりと固定してください
- ③ボンドが完全に乾いたら、仕上げに水性ニスを塗ります。ニスを塗ることで、木材が保護され、見た目も美しく仕上がります。ニスが乾けば完成です。
11. 有孔ボードで作る壁掛け収納パネル

等間隔に穴のあいた有孔ボード(ペグボード)は、まさに「見せる収納」の主役です。専用のフックや棚を好きな位置に差し込むだけで、工具や文房具、アクセサリーなどを機能的かつおしゃれに収納できます。
玄関やデスク周り、キッチンなど、場所を選ばず活躍します。賃貸の場合は、ディアウォールで作った柱に取り付ければ壁を傷つけません。
- 有孔ボード 1枚
- 専用フックや棚受けパーツ
- (壁に直接取り付ける場合)壁用のビス、ドライバー
- (賃貸の場合)2×4材とディアウォールなど
- ①有孔ボードを壁に設置します。壁に直接ビスで固定するか、ディアウォールなどで立てた柱に固定します。壁との間に少し隙間をあけて設置するのが、フックを差し込みやすくするコツです。
- ②あとは、収納したいものに合わせて専用のフックや小さな棚、ボックスなどを好きな穴に差し込むだけで完成です。
12. 2×4材のスリムデスク

安価で丈夫な2×4材を組み合わせるだけで作れる、シンプルでミニマルなデスクです。奥行きをスリムにすれば、リビングの片隅や廊下など、ちょっとしたスペースにも作業場所を確保できます。
既製品では見つからない「ちょうどいいサイズ」を実現できるのが、DIYならではのメリット。構造が単純なので、DIY初心者でも挑戦しやすい家具と言えます。
- 2×4材(脚用、補強用)
- 天板用の板
- 木ねじ
- ドライバー
- ①2×4材で「ロ」の字型の脚を2つ作ります。
- ②天板の裏側に作った脚を左右に配置し、ビスでしっかりと固定します。
- ③強度を高めるため、左右の脚の間にも2×4材を1本渡して固定します。
- ④最後に、天板や脚の角をやすりがけして滑らかに仕上げたら完成です。ワックスを塗ると、アンティーク家具のような雰囲気も楽しめますよ。
13. 木枠フレーム+板で作る収納付きベンチ

少しだけステップアップしたいDIY初心者の方におすすめなのが、この収納付きベンチです。角材でフレーム(骨組み)を作る工程は、家具作りの基本を学ぶのに最適です。
玄関に置けば、座って靴を履けるだけでなく、下のスペースに掃除道具や子どもの外遊びグッズなどを隠して収納できます。実用性が非常に高く、完成したときの達成感も大きいDIYです。
- 骨組み用の角材
- 座面・側板・背板用の板材
- 木ねじ
- ドライバー
- ①まず、角材を使ってベンチの骨組みとなる四角い箱型フレームを組み立てます。
- ②組み上がったフレームに、側面、背面、座面となる板を順番にビスで固定していきます。
- ③座面部分を蝶番で開閉式にすると、中に物を収納しやすくなります。
- ④中にぴったり収まる収納ボックスを入れれば、見た目もすっきりして完成です。
14. フック付きウォールラック

玄関や廊下の壁にちょっとあると、驚くほど便利なのがこのウォールラックです。鍵や帽子、エコバッグなど、つい散らかりがちな小物の「定位置」を作れます。板に好きなデザインのフックを取り付けるだけなので、DIY初心者でも挑戦しやすい簡単な家具です。
板の色を塗ったり、ステンシルで文字を入れたりするだけで、オリジナリティあふれるインテリアになります。
- 好きなサイズの板 数枚
- フック 数個
- 木ねじ
- ドライバー
- 三角カンなどの金具(壁掛け用)
- ①板に、フックを取り付ける位置が等間隔になるように印をつけます。
- ②印に合わせて、フックを木ねじで固定していきます。
- ③板の裏側の上部両端に、壁掛け用の金具(三角カンなど)をドライバーで取り付けます。
- ④壁のフックやピンに引っ掛けて完成です。賃貸の場合は、ディアウォールの柱や有孔ボードに取り付けるのもおすすめです。
15. 手軽に作れる収納ワゴン

バスケットとキャスターを組み合わせるだけの、簡単DIYワゴンです。キッチンで野菜やストック品を入れたり、洗面所でタオルや化粧品をまとめたり、子どものおもちゃを収納したりと、家中どこでも大活躍。
軽くて移動もラクなので、掃除のときも邪魔になりません。
- プラスチックやワイヤーのバスケット 2〜3個
- キャスター 4個
- 結束バンド
- 細い板、ビス、ドライバー(補強用)
- ①一番下のバスケットの四隅に、結束バンドでキャスターをしっかりと固定します。
- ②その上に2段目、3段目のバスケットを重ね、側面の数カ所を結束バンドで連結していきます。
- ③強度に不安がある場合はバスケットの間に細い板をはさんでビスで固定すると、より頑丈な作りになります。
DIY初心者が家具作りで失敗しないためのコツと注意点
DIY初心者の方が家具作りで失敗しないためには、いくつかの簡単なコツと注意点を押さえておくだけで十分です。難しい技術よりも、ちょっとした工夫で完成度はぐっと上がります。
これから紹介するポイントを意識すれば、DIY初心者でも家具作りがもっと楽しく、もっとスムーズになりますよ。
コツ1. ネジよりも「木工ボンド+固定」の方がかんたん
木工用ボンドは、ネジよりも簡単で綺麗に仕上げられるため、DIY初心者の強い味方です。ネジ止めはまっすぐに打ち込むのが意外と難しく、板が割れたりネジの頭が見えてしまったりすることがあります。
一方、木工用ボンドは「塗って、合わせ、重しをのせて待つ」だけ。ボンドが乾けば、木材同士が強力に接着されます。
ポイントは、接着面にボンドを薄く均一に塗り広げ、貼り合わせた後にしっかりと圧力をかけること。専用の「クランプ」という工具がなくても、分厚い雑誌や水の入ったペットボトルなどの重しをのせておけば十分です。
また、はみ出したボンドは濡れた布で拭き取れば跡が残らず、仕上がりがとても綺麗になります。ネジを使わない分、見た目もすっきりし、失敗のリスクも減らせるのです。
コツ2.「切らない」「塗らない」DIYでも十分おしゃれになる
「DIYは木材のカットや塗装がたいへんそう…」と思っていませんか?実は、その工程を省略しても、おしゃれな家具は作れます。
ホームセンターでは、指定したサイズに木材をカットしてくれるサービスがありますし、あらかじめさまざまなサイズにカットされた板材も豊富に売られています。
木材のカットはプロにお任せ
ホームセンターでは、指定したサイズに木材をカットしてくれるサービスがありますし、あらかじめさまざまなサイズにカットされた板材も豊富に売られています。
最近ではオンラインサービスを利用して、好きな色・サイズを選択して注文することもできるので、本格的な木工DIYが驚くほど手軽に始められますよ。
こちらのお店は、木材のプロが運営するオンラインショップで、様々な種類の木材を取り扱っています。 ぜひ一度、覗いてみてくださいね。
・丸栃DIYセンター
https://alulu.com/shop/emsysug9x/
素のままの素材を活かす
この記事でも紹介した「すのこ」や「木箱」のように、そのままの形でパーツとして使えるアイテムを活用するのも賢い方法です。
これらの素材は、もともとナチュラルで温かみのある風合いを持っているので、あえて塗装をしない「素のまま」の状態でも十分おしゃれに見えます。
やすりがけで手触りを良くするだけでも、クオリティは格段にアップします。
まずは「組み合わせるだけ」のDIYからはじめて、DIYの楽しさを実感してみましょう。
【注意点】作る前に必ず仮組みしてバランスチェック
接着剤を塗ったり、ネジを締めたりする前に、必ず一度「仮組み」をしてみましょう。仮組みとは、設計通りにパーツを並べてみて、完成形をシミュレーションすることです。この一手間が、完成後の失敗を防いでくれます。
仮組みでは、まず実際に使うシーンをイメージして、天板や棚板の位置、高さや奥行きが適切かを確認します。また、少しのずれがガタつきの原因になるため、脚の高さや幅が左右でずれていないか、床に置いて四隅がしっかり接地しているかもチェックしましょう。
さらに、仮組みした状態で設置予定の場所に持っていき、圧迫感がないか動線を邪魔しないかなど、実際のサイズ感を確認することも重要です。
この段階で問題が見つかれば、簡単に修正できます。焦らず、本番の組み立てに入る前に、必ずバランスチェックを行いましょう。
道具を持っていないDIY初心者が最低限そろえるものリスト
「DIYを始めたいけど、道具をそろえるのがたいへんそう…」という心配は無用です。実は、DIY初心者の方が挑戦しやすい家具の多くは、高価な電動工具がなくても作れます。
まずは家にあるものを活用し、足りないものだけを少しずつ買い足していくのがおすすめです。
ここでは、最低限これだけは用意したい便利なアイテムをご紹介します。
家にあるもので代用できる道具一覧
本格的な道具がなくても、家の中を見渡せばDIYに使えるものが意外とたくさんあります。
これらを活用すれば、初期投資をぐっと抑えられますよ。
- 簡単なバリ取りに → カッターやキッチンバサミ
- 木材のささくれを少し取る程度なら、これで十分対応できます。
- ボンド接着時の重しに → 分厚い雑誌や重い本、水の入ったペットボトル
- クランプがなくても、これらをのせておけばしっかりと圧着できます。
- 小さなパーツの固定に → 洗濯バサミや輪ゴム
- 小さな木片を接着する際の仮止めとして、クランプ代わりになります。
- 水平・垂直の確認に → スマホの計測アプリ
- 今やスマホのアプリで、水平器やメジャーの代わりになるものがたくさんあります。簡易的な計測ならこれで問題ありません。
- 汚れ防止に → 新聞紙や古いシーツ
- 作業スペースに敷いておけば、床の傷や汚れを防げます。
まずはこれらの代用品を使いこなし、必要性を感じてから本格的な道具の購入を検討するのが賢いスタート方法です。
1000円以内で買える初心者向けアイテム
家にあるもので代用しつつ、これだけは最初に買っておくと作業が格段にラクになる、というアイテムを1,000円以内の予算で集めました。
これらのアイテムがあれば、この記事で紹介したようなDIY初心者でも挑戦しやすい家具のほとんどを作れますよ。
サンドペーパー(紙やすり)

木材の角や表面を滑らかにするために使います。手触りが良くなるだけでなく、見た目のクオリティも上がります。まずは目の粗さが違うものがセットになったものがおすすめです。
結束バンド

ワイヤーネットやバスケット同士をつないだり、キャスターを取り付けたりと、ネジが使えない場所で大活躍します。
木工用ボンド
ネジ止めよりも簡単で綺麗に仕上がる、初心者の必須アイテム。速乾タイプが便利です。
小型ドライバーセット
プラスとマイナスがセットになった基本的なもので大丈夫です。高価なものでなくても、1,000円以内の安価なもので十分に役立ちますよ。
L字金具+ネジ
棚の補強や、パーツ同士の直角な固定に非常に役立ちます。強度を確保したい部分に使いましょう。