2020年、長野県須坂市仁礼にて荒廃農地を開墾し、約1.8ヘクタールのヴィンヤードを造成しました。
山々に囲まれ、北信五岳を一望できる標高約600メートルのこの場所は、
12%の傾斜により水はけの良い石灰質土壌が広がっています。
地元の皆様や行政の皆様の温かいご支援をいただき、
念願であった自社畑でのぶどう栽培を、ようやく実現することができました。
2021年春には、私が最も愛するイタリア品種であるアリアーニコをはじめ、
メルロー、サンジョベーゼ、シャルドネやピノ・ノワールを植え付けました。
2024年は雨の多い厳しい年となりました。それでも品質を信じ、初めて樽発酵に挑戦し、
約10か月のバトナージュ、約15か月のシュール・リーという時間をかけて仕上げました。
古樽のやわらかなニュアンスとともに、この年の記憶を感じていただければ嬉しいです。
熟成のかたちを一つひとつ見極めながら、最終的な表現を探りました。
異例ではありますが、ドメーヌコーセイの味村様に育成についてご相談したところ
ご快諾いただき、ワインを持ち込み、自らの判断で瓶詰を行っています。
樽での時間とオリ引きのタイミングが重なり合い、やわらかく溶け込むような質感と、
穏やかな奥行きを備えたシャルドネへと仕上がりました。
その表現を感じていただけましたら幸いです。
(文:ヴェンティクワットロ 西舘さん)
ボディ 甘さ 酸味 果実味 複雑さ 樽香 3 3 3 3 5 3
- タイプ(Type)
- 白ワイン(White wine)
- 生産者(Winery)
- ヴェンティクワットロ
- 産地(Region)
- 日本(Japan)>飯綱町
- 品種(Grape)
- シャルドネ・ピノノワール
- 内容量(Volume)
- 750ml
- 備考(Remarks)
- 遅摘み