フランクフルト用ケーシング
天然豚腸の代わりとなるケーシングです。コラーゲンから作られた「食べられるフランクフルト用のケーシング」です。パン屋さんが使うソーセージ入りパンに使われるソーセージや、市販のフランクフルトの多くはこのコラーゲンケーシングが広く使われています。
塩抜きの必要が無いのですぐに使えるというのが大きな特徴です。また、ケーシングの強度と太さは一定なので、いつも味を安定してたくさん作ることが可能ですので、手軽で均質なフランクフルト作りに役立ちます。
あと、天然豚腸は皮が固いため、乾燥、燻煙をしないと皮が食べにくいのですが、コラーゲンケーシングは乾燥、燻煙をしなくても、ボイルするだけで柔らかく食べることができます。特徴安定した作りやすさ
天然羊腸との違い(メリット)は、なんといっても「作りやすさ」です。塩抜きの必要がないことと、口金にスポッと取り付けられるので絡まず、作業がとてもはかどります。
天然羊腸よりも強度が高く少し雑に扱っても破れにくいので、腸詰めが楽です。
天然豚腸との違い(デメリット)としては、充填する生地に空気が入っているとボイルしたときに膨張した空気の逃げ道がなくなり高確率で皮が破れてしまいます(>_<) 生地に空気を入れないように気をつけることと、ケーシングに詰める生地の量は7〜8割程度にとどめておき、詰めた後は必ず爪楊枝等で刺して空気抜きを忘れないことなど、こまやかな心くばりがキレイに作るためのコツになります。また、ねじった部分が、ボイルしてもきちんと固定されず、ソーセージを1本ずつに分けるために切ると、切った部分のケーシングが開いてしまうことがあります(ちょっと見た目ががっかり・・)。ただ、スモークソーセージ(乾燥、燻煙をおこなう)にすることで、ねじった部分が固くなり、切っても開くことはありませんでした。
【商品詳細】
名称:ソーセージ用コラーゲンケーシング
仕上がり直径:25mm
長さ:12m
充填量:1本(12m)は生地約4kgを詰めることができます。
(生地1kgはケーシング約3m使用)
【賞味期限について】
賞味期限はありませんが、ニオイ移りの心配がない所、湿気の少ない場所で保管してください。
【できあがりについて】
25mm太さのフランクフルトソーセージを12m作ることができます。
【ご使用方法】
そのまま口金にセットして使います。直径15mmの口金にご使用いただけます。ソーセージスタッファー付属のノズルは直径16mmをご使用ください。
使わなかった残りはケースに入れて保管してください。
【使用可能口金】
当店販売の以下の製品付属の口金にご使用いただけます。
単品 口金(フランクフルト用)直径 15mm
電動ミンサー別売ソーセージノズル(細口ノズル)【コラーゲンケーシングの使い方】
(写真は17mmのタイプですが25mmも同様に使えます)ケースから取り出したケーシングを適当な長さにハサミでカットし口金にはめます。ケーシングの端を2〜3cm引きだし肉を少量絞り出します。
空気が入らないように注意して端を結びます。端を結び終えたら詰めていきます。下の写真はパンパンに詰めていますが、この状態ですとボイルした時にケーシングが破れてしまいますので、実際はもっと少なく(7〜8割)詰めてください。