少女たちは今、少しの病とともに、21世紀というターニングポイントを曲がろうとしている。
過去から現在、そして未来に向かって変化し続ける少女たちの姿がここにある。
(夜想編集長●今野裕一)
mysterious power//少女の力
宇野亜喜良●少女の復権 作家自身による少女絵本セレクション5
稲岡亜里子●Erna and Hrefna(アトナとフレプナ)literature//文学と少女
辻村深月& 今井キラ●居場所への「希望」を描くーーたとえ泥くさくても
若島 正●『ロリータ』を読むーー果てしない読書の可能性
千野帽子●文藝ガーリッシューー「黒い文學少女」のためのうぬぼれ鏡
米光一成●文学少女
村上リコ●少女と読書ーー百年前の英国の場合
童話「バーバ・ヤーガ」訳●天野昌直
魔法使いの少女たち 女性写真家たちによる童話世界「バーバ・ヤーガ」文●天野昌直
エレン・ロジャース/マルタ・スクウォドフスカ/アエラ・ラベborderline//境界と少女
山本タカト●境界線上でう少女たち/描き下ろし
岡田尊司●少女的? 拡がる病みの心性ーー境界性パーソナリティ障害
高柳カヨ子●少女という病ーー関係性からみるアーバンギャルド小論
赤羽卓美●「非現実」な少女たちの物語ーーヘンリー・ダーガーdoll//人形と少女
陽月ーー人形になった少女/文●吉田良
中川多理ーー幻想の伽藍/文●篠塚伊周
ジゼル・ヴィエンヌ● 『こうしておまえは消え去る』ーー少女と人形のコラボレーションのステージ
横田沙夜●「ある夜」
★カバー写真/稲岡亜里子「アトナとフレプナ」より
★目次イラストレーション/横田沙夜「森のクリームシチュー」(2012)
出版社: ステュディオ・パラボリカ
出版年:2014年6月
A5判:48ページ
定価:2200円(税別)
こちらは新本での取扱になります