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【サイン入り】Museum of Mom’s Art 探すのをやめたときに見つかるもの画像
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【サイン入り】Museum of Mom’s Art 探すのをやめたときに見つかるもの

¥3,300
在庫あり
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BiblioMania
※オリジナルポストカード封入。

おかんアートは小さな知性への大きな一撃なのか!

どこにでもあって、だれからもリスペクトされることなく、作者本人もアートとはまったく思わず、売ったり買ったりもできず、しかしもらえることはよくあり、しかももらってもあまりうれしくない。ハイブロウでも、ローブロウですらない、ノーブロウの明るい衝撃。コンセプトでも反抗でもない「手を動かす純粋なよろこび」が君を微笑ませ、涙ぐませる。 そんな「おかんアート」をオールカラーで350点以上収録。軍手人形、リボン人形、折り紙手芸からチラシかごまで、可愛くて、懐かしくも新しい⁉作品に加え、カリスマおかんアーティストの紹介や対談を収めた至極のおかんアート作品集。

目次
おかんアートが日本を救う

1 そこにあるものを使う 断捨離よりも「いつか役に立つ!」 
    香坂司登美さんのこと
大谷知子さんのこと
西村みどりさんのこと
おかんアートが生まれるところ

2 デザインよりも素材感が大事
おかんアートの風通し
尾本節子さんのこと

3 飾りじゃなくて生活用品 かわいいけれど役にも立ちます
伊藤由紀さんのこと

●野村知広さんのチラシ箱

4 ご利益をあなどるなかれ
千成春屋のブロック折り紙

●道の駅とおかん

5 もうひとつの折り紙宇宙
系谷美千代さんのこと
ブロック折り紙の歴史

●嶋 暎子さんの新聞バッグとコラージュ

6 小さいからかわいい、小さいからたくさんできる
森 敏子さんのこと

●キットと教則本
びんぼう工作と紺野サキコさん

7 おかんにも推しキャラあり
先生の家

●おかんアートの現在・過去・未来
都築響一×山下 香(下町レトロに首っ丈の会) 

おわりに
作品リスト

前書きなど
 ラブホテルから散らかった部屋まで、「マスメディアには取り上げられないけれど、どこにでもあるもの」をこれまで半生かけて取材してきたけれど、おかんアートもたしかにグッドテイストでも、意識高くもない。でも「世の中の大部分はこっちだ!」という自信は、今回がいちばんある。
 「えーっ、これウチのお母ちゃんそっくり!」「うちの実家にもある!」と思うひとが、ずいぶんいるだろう。そう、数えきれないほどのカリスマおかんアーティストが、日本のすみずみにいて、今日も楽しく手を動かしている。だれにも気に留められず、自分でもアーティストだなんて思ってもいないまま。
 そういうおかんたちを、「余計なもんばっかりつくって」と上から目線で眺めるか、「なんだかすごく楽しそう!」と下から目線で眺めるかによって、僕ら自身の日々の暮らしも、ずいぶんちがったものになるはずだ。(序文より抜粋)

著者プロフィール
都築 響一  (ツヅキ キョウイチ)  (著)
1956年東京生まれ。1976年から1986年まで「POPEYE」「BRUTUS」誌で現代美術・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、1980年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続けている。
1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』を刊行。1997年、『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続けている。2012年より有料週刊メールマガジン『ROADSIDERS’weekly』(http://www.roadsiders.com/)を配信中。近著に『捨てられないTシャツ』(筑摩書房、2017年)、『Neverland Diner 二度と行けないあの店で』(ケンエレブックス、2021年)、『IDOL STYLE』(双葉社、2021年)など。
ISBN:978-4-909313-13-3
発行:ケンエレブックス
発売:クラーケンラボ 
著者:都築響一
出版年:2022/6
版型:B5判変形/広開本/窓付きスリーブケース装
ページ数:232
定価:3000円(税別)

※こちらは新本での取扱になります。


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