Intel CPLD MAX V シリーズの実験ボードです。すべてのピンがピンソケットに出ていて、余計な部品がつながっていないので、すべてのピンを自由に使って実験ができます。マクロセルが128なので、FPGAのような高度な処理には向きませんが、実際にICを使って構築するのは無理だなぁというくらいの規模の回路構築はできます。プログラムで回路を設計するので、配線作業がなくとても楽ですよ。CPLDってどんなだろうって、最初に試すにはちょうど良いCPLD実験ボードです。
プログラムの作成にはQuartus Prime Liteが無料で利用できます。プログラムの書き込みにはUSB Blasterが必要です。Amazonで互換品が安価に購入できます。
本ボードの仕様に関するご質問はお受けいたしますが、CPLDやプログラムの作り方など、技術的なご質問にはお答えしかねますので、ご自身でお調べになり実験を進めてください。
今だけおまけ
在庫限りで、動作チェック用のLEDドーターボードがおまけに付いてきます。すべてのIOにLEDが接続されているので、動作の確認にぴったりです。インピーダンスも10kΩと高いので、他の回路への接続時に悪影響を与えません。24MHzのクロックも載っているので、クロック源としてもにも利用できます。(33ピンに接続)ただし、ピンが接触不良を起こしやすいので、その場合には、ピンを少し曲げるなどして接触をよくして下さい。SeeedStudio Fusion PCBAを利用して試しに作った物なので、無くなり次第終了となります。
■セット内容
- CPLD実験ボード
- USBケーブル
- 動作確認用LEDドーターボード(数量限定)
あらかじめ、動画でご紹介した動作のデモプログラムがCPLDに書き込まれています。LEDドーターボードを接続し、USBから電源を供給すると、デモが表示されます。
■CPLDの仕様
- 型番:5M160ZE64C5N
- LE数:160
- 標準等価マクロセル数:128
- ユーザーIO数:54本
■電源
- 5V or 3.3V をジャンパーピンで設定(出荷時は5V)
- 5V:USB入力 or 端子入力のどちらか一方のみを利用
- 3.3V:ピンソケットの3.3Vピンから入力
■デバッグLED
- 4つ(60,61,62,63ピンに接続済) HでON。
■資料