温度計で美味しさアップ
本格的にソーセージを作るときには、肉と塩を混ぜるときの温度、生地を練った時の温度、茹でるお湯の温度、そして、ボイル終了を見極めるためのソーセージの中心部分の温度の測定があります。食材の特性を生かした調理に不可欠な中心の温度測定が可能な温度計です。
使いたい時にさっと
スイッチオンですぐに計測できますので、細かく何度も温度を計りたいソーセージの生地作りの時にとても重宝します。生地作りに熱中してスイッチを切り忘れ(^^;)ても自動的に電源が切れる省エネ設計も嬉しいです(*^_^*)
中心温度の計測
ソーセージの生地作りだけでなく、ベーコンやローストビーフなどお肉の中心の温度を測ることが必要な時に活躍します。温度表示をする本体と測定部の間の金属棒の長さは10cm以上あり、食材に差し込みやすい金串状になっているので、ローストビーフの仕上がり温度や、ベーコンの燻煙時の中心温度、ハムのボイル時の中心温度などが測れます。
お湯も油も計測可能
先端の温度センサー部は水や油がついてもOK、また本体も防滴仕様なので水分が多い素材にも使えます。直接お湯の温度や油の温度(240℃まで)も計ることができます。ソーセージのボイルをはじめ、天ぷらや温泉たまごを作る時、チョコレートの湯煎の時にもご使用いただけます。また検温部は金属製で汚れが落としやすく清潔にお使いいただけます。
【商品詳細】
使用温度範囲:−50〜240℃
温度最小表示:0.1 ℃
防滴仕様:IPX2
本体ケース:ABS
センサ部:SUS
収納キャップ付き
付属品:取扱説明書(保証書)・お試し用電池1個【お手入れ方法】
・検温部の汚れを洗い検温部を乾燥させてキャップをした状態でしまって下さい。
・汚れがひどい場合には、水でうすめた中性洗剤や石けん水を柔らかい布に少量つけて拭き取り、その後、から拭きして下さい。
ソーセージの作り方<こだわりボイル編>
自家製ソーセージの仕上がりをワンランクUPさせる「茹で方」をご紹介します。
ソーセージのこだわりの茹で方1:
高温で茹でるとタンパク質が固くなったり、急激な温度変化により腸が破れて旨味が外へ流れ出してしまうこともあるので、なるべく低い温度で、なおかつ、お肉にしっかり火が通って殺菌できていなければいけません。そのためには、ソーセージの中心温度が63℃以上で30分間ボイルされるように茹でると美味しく仕上がります。
手順1)80℃のお湯を用意し、そこに腸詰めしたソーセージを入れます。
手順2)腸を入れると温度が下がるので、火加減を調節しお湯の温度を70〜75℃にします。
手順3)お湯の温度70〜75℃の範囲で30分間ボイルします。
たまにソーセージを上下を入れ替えて、まんべんなく熱が加わるようにします。ボイル時間が終了したら、お湯の中からソーセージを1本だけ取り出して中を割って、火が通っているかを確認します。
ソーセージのこだわりの茹で方2:
美味しさも妥協せず、なるべく早く茹でて食べたい!という方におすすめな、ボイルの方法もあります。それはソーセージの中心温度が75℃で1分間で完了となる茹で方です。
手順1)80℃のお湯を用意し、そこに腸詰めしたソーセージを入れます。
手順2)火加減を調節し、お湯の温度を80℃にキープします。
手順3)ソーセージの中心の温度を測り75℃になったら、その後1分間経過した後、ボイルを終了します。
お湯を80℃にキープしたままボイルします。温度が高いので味は少し落ちますが、ソーセージの中心の温度が75℃になってからの茹で時間が1分なので、早くボイルが完了します。ただ、この方法は、ソーセージの中に温度計を差し込み、ソーセージの温度を測る必要があるのでちょっと技術が必要です。
この方法もボイル時間が終了したら、お湯の中からソーセージを1本だけ取り出して中を割って、火が通っているか目でも確認してください。100℃でゆでたらいいのでは?・・・と思いますが、100℃でソーセージをゆでると、皮が破れたり脂が溶けて流れてしまいます。また、タンパク質も温度が高くなるほど香りが無くなります。ゆでる時間は、殺菌できるけど、できるだけ低温でなるべく短時間で・・がいいのです。
素材に刺して内部の温度が計れる温度計は、素材の中心の温度を正確に知ることができるのでソーセージや燻製作りにはとても便利なアイテムです。