巷で話題のGTMオイルです。
一般的なオイルの呼称・分類としては20W-50の半科学合成油となります。
GTMオイルは机上の論理では無く、あくまで実走テストを繰り返し空冷エンジンにとっては決して楽な環境では無く、ともすればサーキットより過酷となり得るの日本の公道でFORTECとトッポジョージマシンテックが共同で開発した質実剛健なオイルです。
開発方法は決められたルートを繰り返し走り油圧やエンジン温度などの基本データを収集、その後成分テストを繰り返しデータを蓄積。また他社製オイルも同様の環境でテスト、比較。そうして約2年以上の歳月をへて熟成を重ね完成させています。テストはパンやショベルなどの旧車を多く使い、その有用性を高めていきました。オイルとしての基本性能の高さは当然ですが、以下に更にGTMオイルの特徴を紹介します。
★GTMオイルのコンセプト★酷暑時や渋滞時などのエンジンにとってのハードコンディション下の熱によるオイルせん断の防止。それに伴う冷却性能の向上。オイル交換サイクル期間(ハーレー旧車の場合は概ね2,000Km~3,000Km)での性能維持。
★効果と狙い★GTMオイルには他のオイルに比べると特徴的な性能があります。それは素早く温まり、その温度を維持するための放熱性です。これは相反する要素です。オイルの動作に最適な温度(通常は100°前後)までは熱をうまく吸収し、それ以降になると適正温度をたもつため放熱するというサイクルに入ります。これには一体どんなメリットがあるか?そもそもエンジンオイルは最適な作動温度があります。GTMオイルの場合は約80°から100°前後です。この温度がオイルの性能が最大限発揮される温度、つまりオイルによるエンジンの保護性能が一番高くなります。ですから当然この温度まで素早く上がると言うのがエンジンの保護というオイルの本来の目的をいち早く達成するための条件です。また、寒冷な条件やともすればオーバークールを起こすような条件下でもなるべく素早くオイルの温度が上がるという大きなメリットも生みます。そして動作温度まで達した後の放熱性。これはオイルが性能を維持するのは当然ですが、オイルによるエンジン冷却という重要な仕事にもメリットがあります。この一定の温度により大きく特性を変える作用はFORTEC社の独自設計による恩恵が大きいでしょう。
つまり温まりやすく冷えやすい。この矛盾を擁するのがGTMオイルの特徴です。
★エンジン以外にも★エンジンオイルとして素晴らしい成果を残すGTMオイルですが、ミッションとプライマリーオイルとして使用することも可能です。これらで使用する場合でも、その特性により潤滑は当然ですが、特に硬いミッションオイルが普通だったハーレーのミッションではその性能により劇的にシフトフィーリングが変わります。
つまりこのGTMオイルだけですべてのオイル管理が可能です。