物価高対策、62.6%が「工夫だけでは難しい」段階へ。世帯年収600万円未満の約4割が購入の諦めや生活必需品への影響を実感
セール品を選び、安い商品に切り替える。それでも、家計の負担を吸収しきれなくなっている人が増えているのではないでしょうか。
あるるモールでは、全国の25歳~59歳の男女を対象に、「物価高による家計や購買行動への影響」についてアンケート調査を実施しました。
- 物価高騰で、セール品の利用や安い商品を選ぶなど、買い方を工夫し続けている人が多い。
- 物価高騰への対応について限界を感じると回答した人は62.6%に上る。
- 300万円未満で46.7%、300万円~600万円未満で40.5%が、生活必需品への影響や購入を諦める機会の増加を感じている。
Q.現在(ここ1か月程度)、物価高への対応として行っていることを教えてください。(複数回答可)
【回答結果】
セール品や特売品を利用している:64.7%
より安い商品やブランドを選んでいる:46.4%
買う量や頻度を減らしている:40.3%
外食や旅行などを控えている:31.9%
欲しいものを買うのを諦めている:28.2%
生活に必要なものも購入を控えたり後回しにしている:22.9%
貯金を取り崩している:9.3%
特に対応はしていない:1.9%
その他:1.6%
Q.あなたは現在、物価高への対応についてどのように感じていますか。
【回答結果】
工夫だけでは対応が難しくなってきた:28.0%
まだ工夫する余地がある:25.3%
買うことや利用することを諦める場面が増えてきた:22.3%
生活に必要なものまで影響が出ている:12.3%
特に変化は感じていない:12.3%
世帯年収別に見る「まだ工夫する余地がある」と「諦め・生活必需品への影響」の割合
【回答結果】
300万円未満:46.7%
300万~600万円未満:40.5%
600万~1,000万円未満:24.0%
1,000万円以上:17.7%
Q.物価高の影響で、購入や利用を控えるようになったものを教えてください。(複数回答可)
【回答結果】
外食・旅行:42.5%
娯楽・イベント:40.5%
食品・日用品など生活必需品:31.3%
美容・ファッション:30.8%
家電・家具:23.3%
新しい商品やサービス:21.3%
ギフト・プレゼントなど人付き合いに関する支出:19.8%
特にない:18.8%
その他:0.3%
世帯年収別「食品・日用品など生活必需品を控えている」割合
【回答結果】
300万円未満:40.2%
300万~600万円未満:32.8%
600万~1,000万円未満:28.0%
1,000万円以上:17.7%
Q.今後さらに物価が上がった場合、あなたの対応に最も近いものを教えてください。
【回答結果】
購入する量や利用する頻度をさらに減らす:20.8%
欲しいものや楽しみのための支出を諦めることが増える:19.5%
わからない・予測できない:19.3%
まだ買い方や選び方を工夫することで対応できる:18.5%
食費や日用品など、生活に必要な支出まで減らさざるを得ないと思う:18.5%
貯金を取り崩して今の生活を維持すると思う:3.5%
今回の調査では、62.5%はすでに「工夫だけでは対応が難しい」段階以降にあり、特に世帯年収600万円未満では、購入を諦める場面や生活必需品への影響を感じている人が4割を超えていることがわかりました。
物価高への対応は、単に安い商品を選ぶといった買い方の工夫にとどまらず、買う量や頻度を減らす、欲しいものを諦める、生活に必要な支出まで見直すといった形に広がっているようです。
今後さらに物価が上がった場合、「買い方の工夫で対応できる」と答えた人は18.5%にとどまりました。
消費者の負担は、工夫で吸収できる範囲を超えつつあるのかもしれません。
- 調査対象: 25歳~59歳の男女
- 調査期間: 2026年7月27日
- 調査機関: クラウドソーシングサイト
- 調査方法:各質問項目の回答割合を算出
- 有効回答数: 400名