ネット広告への不満、4割が「広告主側」に向く 不快理由1位は「操作や閲覧を邪魔される」73.7%
動画を見ている途中や、SNSや調べものをしている最中に表示されるネット広告。
便利な情報に出会うきっかけになる一方で、「邪魔」「ストレス」と感じた経験がある人も多いのではないでしょうか。
そこで創作品モール「あるる」では、全国の20歳〜60歳を対象に、「不快なネット広告」に関するアンケート調査を実施しました。
その結果、不快な広告に対する不満は「掲載しているサイト側」よりも「広告主側」に向かう傾向が見られました。
また、「操作や閲覧を邪魔される」が不快理由の1位となったほか、目的を持って行動している場面ほど広告へのストレスが高まる実態も明らかになっています。
Q.ネット広告を不快に感じるのはどの場面ですか?(複数回答可)
【回答結果】
動画視聴中:62.7%
記事閲覧中:48.7%
検索中:34.7%
商品比較・検討中:33.3%
ゲーム中:21.3%
SNS閲覧中:19.3%
不快に感じない:15.0%
その他:2.3%
Q.ネット広告を不快に感じる理由は何ですか?(複数回答可)
【回答結果】
操作や閲覧を邪魔される:73.7%
スキップできない:63.5%
関係のない広告が表示される:60.0%
表示時間が長い:58.8%
繰り返し表示される:56.1%
広告の消し方がわからない:32.2%
その他:2.8%
Q.どのような広告なら許容できますか?(複数回答可)
【回答結果】
短時間で閉じられる:44.3%
表示回数が少ない:30.2%
許容できない:23.5%
今探している商品に近い内容:22.8%
デザインや表現が不快ではない:18.8%
無料サービスの維持に必要だと理解できる:18.4%
クーポンや割引など特典がある:17.7%
動画や記事の内容と関連している:16.5%
その他:1.2%
Q.ネット広告がより不快なのはどちらの状況ですか?
【回答結果】
目的を持って行動しているとき:69.4%
暇つぶしで見ているとき:9.4%
変わらない:21.2%
Q.不快な広告が表示された場合、どちらにより不満を感じますか?
【回答結果】
広告の内容・広告主側:40.8%
閲覧しているサイト・アプリ側:29.4%
どちらともいえない:27.1%
特に気にしない :2.8%
今回の調査では、ネット広告に対する不満は、広告の“内容”だけではなく、「どのタイミングで、どのように表示されるか」に大きく左右されることが見えてきました。
特に、「操作や閲覧を邪魔される」「スキップできない」といった、“行動を中断させられる感覚”へのストレスが強く、動画視聴中や記事閲覧中など、目的を持って行動している場面ほど不快感が高まる傾向が見られます。
また、不快な広告に対する不満は、掲載媒体よりも「広告主側」に向かう人が多い結果となりました。
広告は認知拡大や販売促進に欠かせない一方で、表示方法やタイミングによっては企業・ブランドイメージそのものに影響を与える可能性もあります。
今後は「どんな広告を作るか」だけでなく、「どう表示するか」「どの体験を妨げるのか」まで含めた設計が、より重要になっていくのかもしれません。
- 調査対象: 全国の20~60歳の男女
- 調査期間: 2026年5月13日
- 調査機関: クラウドソーシングサイト
- 調査方法:各質問項目の回答割合を算出
- 有効回答数: 300名