素材:亜麻布、骨董品の一部(時計の振り子、糸巻き、流木、真鍮の鍵、イコン、動物をかたどったドアノブ、馬具など)
サイズ:幅4cm(教会10cm)、奥行き9cm(教会12cm)、高さ9cm(教会15cm) 重さ20g(教会204g)
古いパーツを組み合わせて、愛らしいロシア正教会ができました。正面の古いレースが教会の美しい模様を彷彿とさせます。教会で編み物をする蝸牛のおばあちゃんと愛らしさが響き合うような作品です。
パンコヴァさんの制作のテーマは生と死。役目を終えた素材を深く観察し、そのものの美しさを見いだし第二の命を与えます。使用している素材の中には、紀元前のものから中世のものまで、貴重なアンティークパーツが含まれています。加工していない亜麻布をあわせたニードルワークだけでも一つの作品になりえるほどのアートワークですが、古びた金属的なパーツとの調和がさらに作品の品格を高めます。