■ 主な内容
【目次】Ⅰ 日本のIFRS 導入の経緯Ⅱ 日本基準とIFRSの考え方の大きな差異Ⅲ 日本基準の財務諸表とIFRS財務諸表の大きな差異Ⅳ IFRS採用による個別の会計処理の変化1. 収益認識2. 外貨換算3. 債権の評価方法4. 固定資産の減価償却5. リース6. 在庫評価で後入先出法が廃止7. 投資不動産の時価評価、有形固定資産の時価評価8. ヘッジ会計9. 繰延税金資産の回収可能性10. 資産除去債務11. 非継続事業12. 負債と資本の区分の変更13. のれん14. 開発費15. 有価証券の評価16. 無形資産の評価17. 子会社株式の売却益の連結上の取扱18. 連結の範囲19. 関連会社の範囲20. リストラ引当金(日本では事業構造改革引当金等という名称)等引当金22.固定資産減損損失23.セグメント情報24.退職給付引当金25.有給休暇引当金26.従業員へのストックオプション27.債権流動化の要件28.金融商品開示29.連結子会社の決算日の統一30.連結子会社の会計方針の統一Ⅴ 投資家は、IFRS導入後の決算をどうみたらいいか?1. キャッシュ・フロー計算書がより大事になる。2. フリーキャッシュフローがより意味をもつ。3. 主要指標はどうみればいいか?4. 連結上はIFRS採用、個別財務諸表は会社法、税務申告用になり、個別財務諸表の有用性はIFRS採用でどう変わるか?5. リストラ時の決算書の見方6. 高収益だから高額配当要求できるか?Ⅵ 要約1. 時価会計の功罪、悪用2. IFRSの特徴を簡便的にまとめる。3. IFRS導入のメリットをまとめる。4. IFRS実務上の留意点5. 初度適用の留意点IFRSを基礎から学びたい方向けの教科書です。
■ 講師紹介(公認会計士 福留 聡)
1999年 慶應義塾大学商学部卒業2002年 監査法人トーマツ入社2007年 あずさ監査法人入社2010年 福留聡事務所開業国家公務員Ⅰ種試験経済職合格公認会計士・税理士・ワシントン州米国公認会計士