構成: 小説ページ数: 368pサイズ: 15x21cm作者: 楊双子出版社: 春天出版言語: 中国語(繁体字)発売国: 台湾発売日: 2020年03月31日
[商品案内]2026年マン・ブッカー国際賞(International Booker Prize)受賞作!第十回日本翻訳大賞受賞を受賞した三浦裕子訳『台湾漫遊鉄道のふたり』の原作小説!
昭和十三年、青山千鶴子の半自伝小説『青春記』は、映画化され台湾で上映された。反響が大きく、台湾に招かれて座談会を行った。青山は富裕層の家庭で、母親が早く亡くなったため、長崎の分家で育てられた。台中を旅行しているとき、台湾の一般家庭の出身の王千鶴が通訳を担当し、全く異なる文化教養の下で育った二人は出会った。青山が縱貫線に沿って台湾での講演を廻っていたとき、王千鶴は、彼女に付き添い、南から北の各地の風物を案内した。青山は、元々公立学校の教師だった王千鶴が翻訳家になる願望をもっていることを知ったが、当時女性が独立し職業をもつことが簡単なことではないとわかっていた。 廃版となって長いことたつ『臺灣漫遊録』が完全な状態で再び日の目を見ることに。日本が台湾を統治していた時代の小説家である青山千鶴子は、偶然一年の台湾鉄道旅行を始めていた。日本へ戻った後、台湾旅行のコラム「臺灣漫遊録」を小説化している。青山千鶴子の目を通して、終戦70年以上経ったあとの私たちは、日本帝国植民地である台湾を窺い知ることができる。 本書が最初に世に出たのは、1954年(昭和29年)で、戦後で台湾の政権の転換と長期の戒厳令によって、正式なルートでの翻訳出版をすることができなかった。それまでの期間はプライベートで発行され、何度も廃版になっていた。小説家の楊双子が数年前に九州旅行した際、「林芙美子紀念資料室」を訪れ、この本の情報を発見し直前で原稿を再び翻訳して紹介することになった。
1~3週間以内に発送予定※注文個数によりお届け日が変わることがあります。