自社ブドウブレンド、新シリーズ&初リリース
パッソアパッソ ロッソ2023酸化防止剤無添加
ワイナリー:ファットリアアルフィオーレ地域 :宮城県川崎町つくり手 :目黒浩敬タイプ :赤/ドライ自社ぶどう比率 20%自社ぶどう:ピノノワール,ピノグリ,ヤマソー,ピノブラン,甲州農家さんぶどう:80%メルロー:大野正敏さん、ピノノワール:秋葉陽輔さん・木村純一さんABV :13%容量 :750ml保管 :要冷蔵生産本数 :852本
醸造家目黒氏より
2015年より、自社畑のぶどうの植樹及び委託醸造を開始して、紆余曲折ありながらも、2020年より、少しずつぶどうの収穫ができるようになりました。とは言っても、自社ぶどうのみだと、1 樽や2樽仕込みのごく少量になってしまい、ぶどうのポテンシャルもまだまだですので、より信頼のおける農家さんとのアッサンブラージュで、まとまった量を仕込んでおります。
2027年ごろからは、100% 自社ぶどうで、モノセパージュメインのアルフィオーレのドメーヌシリーズ『AL FIORE』もスタートすることと思います。
しかしながら、今は無理せず、等身大で一歩一歩確実にという意味合いを込めて、新たなドメーヌの序章として、『PASSO A PASSO』という自社畑のぶどうを含むワインをスタートできることとなりました。これも一重にみなさまの応援のおかげさまと認識しております。いつも応援いただきましてありがとうございます。
2024 年はすでに、100% で仕込めている cuvéeが 2 つほどありますが、これも現時点では、『PASSO A PASSO』にするか、『AL FIORE』にするか迷っております。これぞアルフィオーレ!としての納得のいくワインになるまでは、『PASSO A PASSO』としてリリースできればと思います。味わいや香り、ボディーや全体のバランスなどは、今まで培った醸造技術と、農家さんの素晴らしいぶどうのお陰様で、フラッグシップである、ファットリアアルフィオーレシリーズ並みのクオリティに引けを取らない、十分にご満足いただける品質に仕上がっております。自社畑だから特別なものということにはしたくなく、自社畑だからこそ、究極を突き詰めていけたらと思います。いつまで経っても終わりの見えないモノ造りではありますが、私たちの代に留まらず、2歩も3歩も先行く未来を見据えて、世界に誇れる日本ワインの一助となるべく精進して参りますので、どうかみなさま、今後とも末永いお付き合いとご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。Fattoria AL FIORE醸造家 目黒 浩敬