ル・カノン・ペティアン・ナチュレル2024酸化防止剤無添加ワイナリー:ラ・グランドコリーヌ・ジャポンつくり手 :大岡弘武タイプ :ロゼ/泡/ドライ地域 :岡山、岡山市品種 :マスカット・オブ・アレキサンドリア20(樹齢30年)、カベルネ・ソーヴィニオン 80%(樹齢40年以上)ABV :8%容量 :750ml.イチゴ、ラズベリー、かりん、洋梨、パイナップルの香り、程よい酸、ベリー、レモンバーム、白コショウのニュアンス、軽快な余韻
大岡さんより今年は夏が乾燥して暑く、天候に恵まれた年でした。梅雨も少なく台風の影響も少なく、腐敗果が一切ない満足いく葡萄が収穫できました。アレキサンドリアは9月上旬。カベルネは9月下旬の収穫となりました。 昨年は一部慣行農法の葡萄を使用と表記されていましたが、本年はその表示がありません。 神戸のカベルネの全区画を有機栽培に切り替えていただけました。(昨年は1区画でした)もともと ほぼ有機栽培を長年続けていらっしゃったのですが、生産者さんの努力と、みなさまの応援のお陰で、4Haもの広大な面積が有機栽培となりました。樹齢40歳を超える葡萄の木が元気に育っているのを見るのは嬉しいです。このような動きが広がっていけば、日本ワインの未来はさらに輝きを増すと思います。岡山県岡山市北区富吉は、昔、日本一のアレキサンドリアの産地でした。現在は高齢化が進み、葡萄を続けられている方は少なくなってしまいました。若い方はシャインマスカットに植え替えております。手間がかからず、単価が高いからです。
高齢の方々がアレキサンドリを作り続けておられます。樹齢の高い葡萄は小さい実をつけ、生食としての価値は低くなりますが、ワイン用にすれば味の濃い価値の高いものになります。手間をかけないワイン用の栽培方法をしていただき、いくつかの区画のぶどうをラ・グランド・コリーヌ・ジャポンのワイン用に、有機栽培で育ててくれました。品種 カベルネ・ソーヴィニオン 80% 神戸 マスカット・オブ・アレキサンドリア 20% 岡山醸造法: ぶどうを丸ごとタンクに入れ、14日間マセラシオン。タンクから葡萄を取り出し圧搾。ジュースを一部は小樽に他は牛乳タンクに移し、低温で自然酵母により発酵。アルコール発酵が終わるぐらいに、そのまま瓶詰め。瓶内で発酵が起き微発泡となります。清澄剤、フィルター不使用。亜硫酸(二酸化硫黄)完全無添加。注意: 瓶の底に溜まっているのは澱です。 色調は薄いガーネット 昨年よりも赤みが増してロゼとなっています。 香りは赤い果実、イチゴ、グリオットの香りが主体となります。そこにかりん、洋ナシ、パイナップルなどアレキ由来の香りが加わります。そこにレモンハーブなどのハーブ類、白コショウようなスパイス感が加わります。口に含むと微炭酸とともに果実味を感じます。葡萄が熟しているため丸みのあるバランスの取れた味わいが膨らみます。後味には酸が感じられ軽快な余韻が残ります。 澱が含まれると味わいに厚みと複雑さが出ますが、香りは弱くなります。ワインは立てて保存していただき、飲む前に冷蔵庫で十分に冷やしてからお楽しみください。常温で揺らしますと、ワインが噴き出る可能性がありますのでご注意ください。 亜硫酸無添加ですので、14度以下での保存をお願いいたします。