ぺるそな を しづかにはづしひためんのわれにふくなる 崖のしほかぜ
歌作とはぺるそなを
外 す直面 のわざ。
歌の神に選ばれた駿才に切に願はくは、
「歌のわかれ」を口にするはまだしも、
輕輕に實行に移されざらむことを。
(高橋睦郎)店主が思わずジャケ仕入れした結果、思いもよらない当たりだった現代短歌集。現代短歌ってこんなにも自由だったんだと目からウロコ。ジャケットはPCゲーム等のイラストでお馴染みのあのお方。
出版社:書肆侃侃房
著者:吉田 隼人
出版年:2015/12
四六判変形:144ページ
定価:1,900円(税別)