怒濤の情報量と、無節操に見えて根底では繋がりを持つ様々なテーマを題材にした鈴木真吾文化評論集。
再録・お蔵だしも含め、2010年から2015年にかけてのものと、かつて情報サイトNETKARUで連載していたコラム「鈴木真吾の文化採り猟奇譚」も誌上収録。web掲載時の内容に一部増補、図版資料追加等、紙媒体に合わせた様々なチューンナップを施し、写真挿画多数収録。研究批評、実作、現場での展示活動等、多岐に渡る活動を基に、今回は表紙、デザイン、内容の全てワンマンで制作しており鈴木の美学が、凝縮された一冊。
◆収録内容・セクシュアリティ、あるいは欲望の拘束具・イメージの国のアリス・アングラピープル・オーケンメモリー・欲望の宙吊りとしての添い寝——川端康成『眠れる美女』における主観描写の比較を中心に・フォトブックと写真展——「メタ複製技術時代」におけるデジタル写真の物質化・文化採り猟奇譚(第1〜第7回)
発行:C-ROCK WORK(鈴木真吾)判型:A5 142ページ発行日:2015/11
関連書籍:C-ROCK WORK