アニメ漫画特撮などの総合批評誌『まぐま』。多くの漫画批評やニッチなアニメなどを批評している本書は一読の価値ありです。
【紹介】新旧アニメ研究書ブックレビュー23冊ほか、杉田俊介「ナウシカ批評」、石曽根正勝「アニメ論」、小山昌宏+初見智子「高畑勲研究」、加藤結人「第1回と特撮シンポジウム」報告など、読み応え十分の1冊!
【目次】秋山邦晴(著)、高崎俊夫、朝倉史明(編)『秋山邦晴の日本映画音楽史を形作る人々/アニメーション映画の系譜』(木村智哉)石岡良治『視覚文化「超」講義』(三津木浩之)叶精二『日本のアニメーションを築いた人々 新版』(たつざわさとし)加藤幹郎編『アニメーションの映画学』(小山昌宏)川口茂雄『アニメ・エクスペリエンス 深夜アニメ研究の方法』(小池隆太)木村智哉『東映動画史論 経営と創造の底流』(小山昌宏)貞包英之『サブカルチャーを消費する 20世紀日本における漫画・アニメの歴史社会学』(玉川博章)佐野明子・堀ひかり編『戦争と日本アニメ『桃太郎 海の神兵』とは何だったのか』(玉川博章)杉田俊介『ジャパニメーションの成熟と喪失 宮崎駿とその子どもたち』(小山昌宏)津堅信之『日本アニメ史 手塚治虫、宮崎駿、庵野秀明、新海誠らの100年』(三津木浩之)津堅信之『日本アニメーションの力 85年の歴史を貫く2つの軸』(渡部英雄)トーマス・ラマール著/藤木秀朗監訳・大﨑晴美訳『アニメ・マシーン』(小池隆太)トーマス・ラマール著/上野俊哉監訳・大崎晴美訳『アニメ・エコロジー』(玉川博章)土居伸彰『21世紀のアニメーションがわかる本』(木村智哉)土居伸彰『新海誠 国民的アニメ作家の誕生』(木村智哉)永田大輔・松永伸太朗『産業変動の労働社会学 ―アニメーターの経験史』(渡部英雄)西村智弘『日本のアニメーションはいかにして成立したのか』(小山昌宏)日本記号学会編『アニメ的人間 インデックスからアニメーションへ』(坂口将史)氷川竜介『日本アニメの革新 歴史の転換点となった変化の構造分析』(坂口将史)藤津亮太『アニメと戦争』(小池隆太)藤津亮太『アニメの輪郭 主題・作家・手法をめぐって』(木村智哉)松永伸太朗『アニメーターはどう働いているのか―集まって働くフリーランサーたちの労働社会学』(渡部英雄)宮本裕子『フライシャー兄弟の映像的志向 混淆するアニメーションとその空間』(小山昌宏)第1回 特撮研究シンポジウム 実施報告レポート 加藤結人『ナウシカ』批評のための走り書的覚え書 杉田俊介原形質性に逆らって ~『アニメ的人間』を読む 石曽根正勝(アニメてにをは)高畑勲研究のための序奏 高畑勲がわからない、しかしわかりたい人のために 小山昌宏×初見智子編集後記