紹介
伝説のサブカル誌「ワンダーJAPAN」が名前を少しだけ変え、
新たに登場した「ワンダーJAPON」、なんとこの号で
記念すべき第10号を迎えました!
この第10号の特集は「新潟・長野 沁みる偏愛スポット」です!
以下にいくつか内容を紹介しましょう。
山あいに突如出現する、インパクト絶大な大仏……
なんとこれは個人が作った仏像だという。5メートルを
超えた巨大な坐像は、わずか4年ほどで作られたとか。
銅の精錬カスを固めて作った「カラミ煉瓦」で黒光りする
古い神殿のような鉱山跡。以前まではアクセスが非常に困難な難所だったが
地元の有志の方により道が整備され、ついに撮影が可能になったもの。
軍艦マンションで有名な鬼才建築家、渡邊洋治氏の設計した新潟県の住宅は
なんと家全体が斜めに作られている。まるでミステリーの舞台用に
作られたかのような異様な佇まいを見せる。
50年近く前にオープンした、とても広い見学ゾーンがある博物館は
貴重な鉱石、奇岩が山ほどある私設の鉱石博物館。
施設の造りやそこで見られる異物、さらにはコウモリと出会えたりなど、
いろいろと普通でない体験が可能なディープな場所だ。
正式名称も曖昧で、中の機械類はすべて撤去されているが、
外観も内観も、そのすべてが廃墟の魅力に満ち溢れた変電所の遺構。
駅を出ると、尋常ではない存在感でアピールしてくるニシキゴイ、
何匹もいて、模様も違っているのでとても愉快に楽しめる!
また特集のほかにも、八潮秘宝館による、酒蔵での変態的妄想が全開な
イベントレポートや、「大阪の魔窟」と呼ばれていたカオス空間の最後の姿、
廃屋同然の状態から整備されて公開された伝説の遊廓など、見応えたっぷり!
ワンダーJAPONの第10号は、全ページが味わい深く、
偏愛せざるをえない独創的な空間ばかり。
ぜひとも誌面でその衝撃的な姿を堪能してください!