【紹介】テレビがまだ白黒の生放送だった時代から半世紀余り、人生を放送台本書きに捧げた放送作家の“極”私的放送史
『夢であいましょう』『8時だヨ!全員集合』『ビッグショー』『小沢昭一の小沢昭一的こころ』……あの人気番組、あのスターの秘話満載
「放送番組にはいったい何ができるだろうか」そのことを生涯追い求め、86歳で逝った放送作家一期生による最後の記録
【本書に登場する著名人たち】永六輔、中村八大、坂本九、伊藤素道とリリオ・リズム・エアーズ、ザ・ドリフターズ、黒柳徹子、杉村春子、高峰三枝子、高峰秀子、キャンディーズ、山口百恵、桜田淳子、森昌子、加山雄三、石原裕次郎、小林旭、鶴田浩二、勝新太郎、渡哲也、初代・林家三平、松本清張、阿久悠氏、船村徹、雪村いづみ、美空ひばり、都はるみ、小沢昭一、森光子、森繁久彌(敬称略・本書掲載順)
【本書に登場する番組】『夢であいましょう』、『テレビファソラシド』、『トンコは出勤5分前』、『八大朝の歌』、『8時だヨ!全員集合』、『ステージ101』、『この人…ショー』、『歌え!ヤンヤン!!』、『ビッグショー』、『Time21』、『アフタヌーン・ショー』、『サザエさん』、『スーパースター8★逃げろ!』、『民放ラジオ30周年記念特別番組』、『NHKニューイヤーオペラコンサート』、『朝からどうもすみません』、『小沢昭一の小沢昭一的こころ』、『今晩は森繁久彌です』、『放送の休日』、『わが心の愛唱歌大全集』
【目次】オープニング
■六・八・九の話永六輔さんと私中村八大さんと私坂本九と私
■グループの人たちの話『見上げてごらん夜の星を』と私『8時だヨ!全員集合』と私『ステージ101』と私
■テレビと女優の話黒柳徹子と私杉村春子と私二人の高峰さんと私
■アイドルたちの話『歌え!ヤンヤン!!』と私キャンディーズと私中三トリオと私
■歌う映画俳優の話加山雄三と私石原裕次郎と私小林旭・鶴田浩二と私勝新太郎と私
■ドキュメンタリーの話夫婦船【めおとせん】と私ナガサキと私入江侍従長と私
■無念残念な話『サザエさん』と私歌川広重【ひろしげ】と私『スーパースター8【エイト】★逃げろ!』と私
■視聴率・聴取率と関係ない話『民放ラジオ30周年記念特別番組』と私『NHKニューイヤーオペラコンサート』と私初代・林家三平と私
■「芸能人」ではない人たちの話松本清張氏と私阿久悠氏と私船村徹氏と私
■特に記しておきたい三人の女性歌手の話雪村いづみと私美空ひばりと私都はるみと私
■影響を受けた俳優の話小沢昭一と私森光子と私森繁久彌と私
■『放送の休日』の話『わが心の愛唱歌大全集』と私
エンディング
【著者】大倉徹也 (オオクラテツヤ) (著/文)1932年、大阪に生まれ。1956年永六輔さんとの出会いをきっかけに放送作家に。「上を向いて歩こう」などの数々のヒット曲を生み出したNHK『夢であいましょう』、TBS『8時だョ!全員集合』、1973年から2012年までの40年にわたって続いたTBSラジオ『小沢昭一の小沢昭一的こころ』、NHK『ふたりのビッグショー』の前身となる歌番組『ビッグショー』などの人気番組を手がけた。日本脚本家連盟の理事を20年以上勤めた。著書に著書に『わが愛しきパ・リーグ』 (講談社プラスアルファ新書)、『「超」文章読本』(影書房)、共著に『小沢昭一的流行歌・昭和のこころ 』(新潮社) などがある。