ゴジラなどでおなじみのクラシック音楽作曲家・伊福部昭テーマの同人誌。熱心なファンたちがその伊福部昭の即席や作品、その水脈を振り返るッ!資料度も抜群なシリーズ。
収録内容●第1特集:コロナ禍で伊福部昭作品を追う/オリエント・R・マインスキー、タバスコ9924未曾有の危機のなかで伊福部昭の「幻の楽曲」「幻の音源」の復刻を実施した企画を取材。企画に携わったSalida出口寛泰氏、指揮者 藤岡幸夫氏(関西フィルハーモニー管弦楽団 首席指揮者)のインタビューを敢行。関連する演奏会レポートを収録。
●第2特集:シリーズ「伊福部昭の映画音楽を網羅する」第3回伊福部昭 映画音楽作品リストを作る(準備篇その2)/オリエント・R・マインスキー、阿波守(anatahan)、軟骨前号で予告した作品リスト更新は諸事情により保留。この間に発見した作品を解説。リストの“新規収録作品” 6タイトルも先行公開。幻の作品探求を体現する2本の記事、「幻の伊福部音楽映画を探して」、「『鉄路に生きる』を観る。」を収録。
●聖地探訪「祖父と聖地」/トヨタトモヒサテーマは、若き伊福部がロシア人作曲家A.チェレプニンの指導を受けた横浜山手地区のブラフ・ホテルと関わりのある横浜山手2番館。寄稿者との意外な関係が明らかに。
●勇崎哲史氏を悼む/阿波守(anatahan)伊福部昭の甥御で2021年7月に逝去された勇崎氏の業績を振り返る。
●琵琶の歌の興のこと/九鬼蛍伊福部昭の晩年の傑作『二十五絃箏曲“琵琶行”』をフィーチャー。白居易の原詩やCDの解説、伊福部門下の作曲家 堀井友徳氏、箏演奏家 佐藤亜美氏へのメールインタビューも実施。
そのほか、ニューストピック、今後の演奏会情報を収録。
【目次】特集①コロナ禍で伊福部昭作品を追う「 下野也✕広響の日本音楽奇譚北の大地の詩篇 ~『伊福部昭 』 の段 」 レポートヴァイオリン協奏曲 ( 1948 )第二楽章蘇演を聴く 。CD 『伊福部昭の純音楽』を聴く 。SaIida 出口寛泰氏インタビュー井上道義 = NHK 交響楽団と松田葷音の伊福部演奏を聴く 。ニ大バレエ『サロメ』&『ファシャン・ジャルボオ』蘇演リハーサルレポート伊福部ニ大バレエ作品を聴く 。 タバスコ 9924
特集 ②シリーズ 「 伊福部昭の作品を網羅する 」 第 3 回伊福部昭映画音楽作品リストを作る ( 準備篇その 2 )幻の伊福部音楽映画を探して・・・阿波守「 鉄路に生きる 」 を観る 。 ・・・軟骨聖地探訪 「 祖父と聖地 」 ・・・トヨタトモヒサ勇崎哲史氏を悼む阿波守・・・ 阿波守工ッセイ 「 琵琶の歌の興のこと 」 ・・・九鬼蛍次号 「 伊福部ファン第 4 号 」 予告今後の演奏会 、イベント予定編集後記