【紹介】〈「完全主観」でたどる平成〉〈平成時代を生きた8人の表現者が、それぞれの記憶を語る〉
この30年間を象徴する物事=「平成遺産」。2019年5月に改元を控えたいま、後世に遺したいものとは何か? その姿から、我々がどんな時代を生きてきたのかが見えてくる──。これまで平成論を語ることのなかった8人があえて平成にフォーカスして語る、一筋縄ではいかない現代社会文化論。
執筆陣にはライター・武田砂鉄をはじめ、詩人・最果タヒ、保育士/ライター・ブレイディみかこ、言語学者・川添愛、漫画家・みうらじゅん、漫画家・田房永子、政治学者・栗原康と、各分野で独自の存在感を放つ7人が参加。さらに写真家・川島小鳥が本書にあわせて選んだ初公開作品も収録します。いわゆる重大事件の解説ではない、個々人による「完全主観」の平成から時代の空気に迫る一冊です。
【著者プロフィール】武田砂鉄 (タケダサテツ) (著/文)ライター
最果タヒ (サイハテタヒ) (著/文)詩人
みうらじゅん (ミウラジュン) (著/文)漫画家
ブレイディみかこ (ブレディミカコ) (著/文)保育士・ライター
栗原 康 (クリハラヤスシ) (著/文)政治学者
田房永子 (タブサエイコ) (著/文)漫画家
川添 愛 (カワゾエアイ) (著/文)言語学者
川島小鳥 (カワシマコトリ) (写真)写真家