アブノーマル?!スキャンダラス?!センセーショナル?!人間と動物とのエロティックな関係のベールを剥ぎ、異種間の性衝動に対する人間の奇妙な性衝動の秘密を解き明かす。肉体、精神、法律などのあらゆる面から獣姦を分析し、宗教や神話、芸術や文学、ポルノや広告表現まで俎上にのせる、まさに獣姦百科。古今東西の獣姦図版88点収録、伴田良輔書き下ろし解説つき。
■目次・内容より▲・古代・中世では獣姦は日常的?!・あなたは「猿人」とできるか?・むかつくほど好色なオランウータン・サル学者に女性が多いのはなぜか?・動物はどんな気持ちなのか?・交尾好きのボノボとならぴったり?・ミルクがお好き?乳首がお好き?・吸血は獣姦のはじまり?・獣姦は法律違反か?・もっとも人気がある獣姦は?・愛犬におぼれる女性たち・獣姦者は性倒錯者か?・愛さえあれば獣姦は変じゃない・みだらな考えは性器に勝る・性欲ではサルにはかなわない・一物を見て見ぬふりする愛犬家・人間はなぜ動物を去勢するのか?・愛は種の壁を超える
■著者紹介:ミダス・デッケルス Midas Dekkers▲1946年、オランダのハールレム生まれ。生物学者、作家。生物学の素養を生かし、動物界をテーマにしたテレビやラジオ番組でも活躍。著書には、児童文学、サイエンス・エッセイなど多数あり、一貫して人間と動物の共通基盤に焦点を合わせながら、持ち前の機知を駆使したユニークな執筆活動を続けている。