【紹介】ゲームセンターの出現から、2017年の現在までをゲームファンの視点から描いた1冊です。
スペースインベーダーに始まり、ゼビウス、グラディウスといったシューティングゲームの流行や、ストリートファイターII、バーチャファイター2など格闘ゲーム隆盛の時を経て、現在では大型ネットワーク型ゲームが中心になってきているゲームセンター。
本書は、プレイヤーの移り変わりや、進化し続けるハードウェアの影響を受け少しずつその姿や役割を変えつつあるゲームセンターと、その当時のプレイヤーが感じていた雰囲気、時代の象徴となった名作ゲームたちの素晴らしさを、元『ゲーメスト』編集長であった石井ぜんじが、ゲームプレイヤーの視点から詳細に書き下ろした渾身の1冊です。
一時でもゲームセンターの熱気を味わったことのある人なら必ずそのときの空気感を思い起こすことでしょう。
【目次】序章 僕とゲームセンター第1章 ゲームセンター前夜―エレメカからビデオゲームへ第2章 ゲームセンターを育てた『スペースインベーダー』第3章 80年代ゲームセンターは百花繚乱の時代第4章 80年代ゲームセンターの実態とプレイヤーの心情第5章 対戦格闘ゲームと3Dポリゴンの発展第6章 90年代ゲームセンターとプレイヤーの質の変化第7章 データ保存とネットワークの導入第8章 インターネット時代の光と闇
【著者プロフィール】石井 ぜんじ (イシイ ゼンジ) (著/文)1986年~1999年に発行されていたアーケードゲーム専門誌『ゲーメスト』元編集長。第一回ゲーメスト大賞受賞作の『ダライアス』(タイトー)では、クジラルートで全国一位のスコアを記録している。