紹介「ドレスが好き! ドレスが知りたい、描きたい…」すべての人に捧げます。本書は、中世後期から20世紀初頭(1400年~1930年)までのヨーロッパの貴婦人のドレスの歴史とその変遷を、豊富なイラストとやさしい解説で楽しく学べる、今までにない図解資料集です。時代ごとに4章に渡って基本を示し、その変遷・バリエーションを追った本格的な服飾史であるだけでなく、史実ドレスの基礎を踏まえた自由な創作ドレスのアレンジアイデアも多数提案しています。さらに、フリルやレースなどのドレスに不可欠なモチーフの描き方の解説から、知っておくと便利なシルエットの解説とそのイメージ、デザインのヒントになる襟・袖などパーツの形のバリエーション一覧まで著者ならではの創作に役立つ内容も収録しました。歴代の美しいドレスを知ることで、新しいドレスを生み出すひらめきをきっと得られるはずです。心踊るドレスの世界へあなたをご案内します!
目次目次→はじめに 2監修に寄せて 3ギャラリー 6
1章 ゴシック期(中世後期)~ルネサンス 172章 バロック期~ロココ時代 37
3章 帝政時代~19世紀前半 63
4章 19世紀後半~20世紀初頭 79
下着の変遷 112ヘアスタイルの変遷 114服飾小物の変遷 118
5章 貴婦人のアトリエ 123
ドレスを描きたいけれど… 124資料を活用しよう 124何から描く? 125シルエットを考えよう 126襟とネックラインの形 130/袖の形 132フリルの描き方 134/リボンの描き方 136レースの描き方 138/バラの描き方 140
Column1 ファッション史の主役とは 36Column2 貴婦人はいかにして清潔感を演出するのか 62Column3 貴婦人のドレスはなぜ色鮮やかなのか 78Column4 ドレスの模様は時代の趣味や感性を表す 122
参考文献 142おわりに 143
著者プロフィール花園 あずき (ハナゾノ アズキ) (著/文)花園あずき(Azuki Hanazono)、漫画家。幼い頃からドレスが大好きで、日頃からドレスを愛でていたため、服飾史に興味を持つ。ドレス情報誌『貴婦人のワードローブ』をはじめとする同人誌を制作し、ドレスの歴史や変遷を、ドレスの創作衣装のデザインに活用する方法を模索する。過去の執筆作品に『マンガジュニア名作シリーズ・小公女』(学研マーケティング)、『はやげん!はやよみ源氏物語』(新書館)、『魔法☆中年おじまじょ5(コミカライズ)』(新書館)などがある。[Blog]「本当は萌える! 源氏物語」http://moegen.blog.shinobi.jp/[Twitter]genjihikaru[pixiv]pixiv.me/azkhnzn