旅行好きが嵩じて旅先のローカル新聞を買い集めるようになり、その経験を元に「各地のローカル新聞資料集」を同人誌(一種の自主出版物)として刊行している「本邦ほぼ唯一の新聞流通研究同人サークル」の「横浜新聞研究会」。「新聞の不可視境界線」を追求し、各地を実際に訪れてローカル新聞を蒐集している。
2004年から2007年の間に全国を12冊に分けて刊行した「全国新聞事情」に引き続き、小規模なローカル新聞社の休刊、廃刊や全国紙・ブロック紙の夕刊発行中止などの情勢の変化が激しく、全面改訂版の刊行を決意し、現在は全国網羅3周目に入った。現在は九州から北上中。今回はその内「関東三都編」として近畿地方の中の滋賀・京都・大阪・兵庫の2府2県を網羅!
【目次】・まえがき・第1章 近畿地方新聞事情概説・第2章 滋賀県・コラムA 選挙に翻弄され挫折した県紙設立構想・第3章 京都府・コラムB 大都市圏の新聞即売を支える「卸業者」・第4章 大阪府・コラムC 大阪独特の「スポーツ紙前夜版」・コラムD 東京一極集中に抗った大阪の夕刊紙・第5章 兵庫県・コラムE 阪神大震災と新聞・あとがき・奥付
発行:横浜新聞研究会 ブログ:横浜新聞研究所のブログ判型:B5版 44ページ発行日:2020/11
関連書籍:横浜新聞研究所