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北村小松 「円い影」 昭和26年放送の子供向けSFラジオドラマ脚本集画像
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北村小松 「円い影」 昭和26年放送の子供向けSFラジオドラマ脚本集

¥1,650
在庫あり
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BiblioMania
 小松左京が影響を受けた見事な筆致で書かれた北村小松の子供向けラジオドラマの台本、当時最新の科学知識を取り入れた宇宙冒険譚円い影!


日本の民放で最初に放送された子供向け連続SFラジオドラマ「円い影」のシナリオをほぼ完全採録。
(ただし第12回のみ台本未発見のため未収録。)

 「円い影」はTBSラジオ(当時「ラジオ東京」)開局6日目の昭和26年12月31日より、夕方5時15分からの子供向けドラマ枠「子供の天国」で1クール全13話が放送されました。
 原作・脚本は北村小松(戦前に東宝特撮戦記映画「燃ゆる大空」「海軍爆撃隊」の原作を手掛け、戦後はユーモア小説やSF小説を書き、「空飛ぶ円盤」研究のオーソリティーとして多方面の作家・研究家に影響を与えた作家)。
 内容は「ニューメキシコに住む日本人少年とアメリカ人少女の2人が、砂漠に墜落したという空飛ぶ円盤を見に行ってUFOと接近遭遇、カッパの姿をした善良な宇宙人キャプテン・キコラに招かれて、宇宙の星々を訪ねて回る(後半、戦争になります)」というもので、昭和26年当時としてはあまりにも時代を先取りしすぎた幻のラジオドラマです。

※解説文中、併載した昭和34年の企画書「宇宙劇場」のアイデアが後の北村小松のSF小説に転用された……とありますが、ここに挙げた「23太陽系13番惑星」「円盤に注意されたし」「年齢四十億年」「地球脱出」はいずれも昭和34年より前に発表されたもので筆者の勘違いによる誤記です。


【もくじ】
・円い影
第一回 つい落とした円ばん
第二回 ぺちゃんこになったカッパ
第三回 飛んで来た円ばん
第四回 キャプテン・キコラ
第五回 シナチク星の口無し人
第六回 ちょう新星の大ばく発
第七回 『ヌー』の世界
第八回 大おそう式祭り
第九回 ヴィテガネ星へ
第十回 スーピ人対イテミラカ人対ラリゴ
第十一回 イテミラカ研究所せん入作戦
第十三回 暗黒円ばんの大ばく発
・宇宙劇場(仮題)企画書
解説
資料 当時のラジオ欄




発行:日本初期SF映像顕彰会 HP:JESFTV 日本初期SF映像顕彰会
新書版 186ページ
発行日:2018/8


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