「施餓鬼」とは、地獄(餓鬼界)に堕ちて苦しんでいる亡者、餓鬼霊に食物・飲物などを施して供養することを言います。お盆に行われることが多いですが、特に時期に決まりはなく、いつ実施してもかまいません。
当神社では、あなたに縁(ゆかり)のある方(亡くなった親族、知人、友人等)に加え、無縁仏など供養を受けられない霊魂を慰霊します。
施餓鬼供養を行うことで先祖への供養にもなり、子孫(生きている私たち)の功徳が積まれると言われています。
その功徳によって、長寿を得る功徳、悪い因縁が消滅する功徳、福を招く功徳、先祖の霊、父母の霊、有縁の霊が成仏する功徳などが挙げられています。施餓鬼供養は、単に「あの世」で苦しむ霊のためだけではなく、現世に生きている「自分のため」でもあります。
施餓鬼供養を行うこと、その真髄は、供養する人が布施、慈悲、利他の心を実践して、人が誰でも持っている「煩悩」である「餓鬼性」を鎮めることにあり、全ての生命への感謝とされています。