ポルトガル産、マジョリカ焼きのアーティチョークプレートです。
15世紀頃にイタリアで製造された、うわぐすりに錫(すず)を使用した色鮮やかな陶器類がその発祥と言われてるマヨリカ焼き(Maiolica)。マヨリカ焼きのスタイルと呼称は伝播した土地の文化や風土と混ざりながら様々な形式へと分化しましたが、ポルトガルでは「アズレージョ」の名で知られる陶製タイルの発展と共に昇華・洗練されていきました。そういったマヨリカ焼きの流れを汲む焼き物はイギリスやポルトガルでマジョリカ(Majolica)として知られており、製造年代の新旧を問わずコレクタブルとして人気があります。
こちらのお品もそういったポルトガル製マジョリカのひとつ。アーティチョークプレートの名前の通り、アーティチョークを食べるための専用皿としてデザインされた食器です。※2
使用感はありますが、状態は良好。インテリアとしての存在感もあり、実用する上でも使いやすく手ごろなお品です。飾り皿として、或いはランチプレートとしていかがでしょうか。
※サイズは全てmm表示となっています
※2中心の円形部に下処理したアーティチョークを据え、一枚ずつ孚(ガク)を剥き手前の小スペースに出したディップやマヨネーズ等調味料を付けて食べます。なお後方の大きめのスペースは殻入れで、食べた後の孚はこちらに置きます(商品画像一枚目参照)。