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Watson Standard Upala 1.0m画像

Watson Standard Upala 1.0m

¥156,900
在庫なし
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Watson Standard Upala (1mPair)

Upala


Watson Standard Upalaは正に音の宝石です。この世界には美しいものが沢山ある事を思い出させてくれる、そんな音を持ちます。
その特長あるGND側構造は一方は中央にセンタースタビライザーを持つシンプルな物で他方は3wayの構成を持つ三色の音色MIXです。HOT側はワトソン・スタンダード共通の左右ともワトソン素材を使用。ETCは1.2です。

KGB要素は右側中央に鉄製スタビライザーが入っており、他にも随所に見受けられます。僅かな味付けとしてロシア製ワイヤーも使用され絶妙な音色を創り上げています。

※Watson StandardはHOT側は全て同一。 


ウパラ 2023 11/14


I Want To Be Loved  Cassandra Wilson  Thunderbird

重量感の十分にあるバスドラムの音。全体としてボトムエンドに余裕があり絶大なエネルギーの曲にも全く問題ない。そして落ち着きがあり安定しているので聞いてて大安心だ。歪んだギターの音なども美味しい音なのだ。安心して任せられるケーブルと言うのが第一印象。


Heads Up  Dave Weckl  Heads Up

フュージョンの16ビート乗りの8ビート。スネアが面白いように決まる。音が爽快だ。前曲同様、曲のDレンジが広い曲でも楽々と再生する、余裕があるのだ。サックスのソロもフレッシュで眼前で吹かれているような感覚に浸れる。チョッパーベースの弾けた爽快感もバッチリだ。ピアノのソロでは細くなりがちな中音域のPIANOの音が本物に近い。一度に多くの音が鳴っても混濁せずセパレーションが見事。


Evening  The Moody Blues  Days Of Future Passed

ロックバンドなのにこの曲の前半の37秒は完全なシンフォニーオーケストラの演奏な。まるでディズニーの映画の挿入曲のように甘美で豪華な音の共演だ、その音がこのウパラでは完全再生されるのである。38秒からはロックバンドの演奏になるが、それはそれで楽しく60年代ROCKの良さもぎこちなさも今となっては懐かしく感じる。だが途中に鋭くアクセントで入る釘を叩いたような鋭角な金属音は現代でも通じるようなHI-ENDの音の瞬間だ。つまり言いたいことはこのウパラは60年代から現代までの全ての音源に対応可能と言うこと。


Ammedea  Pablo Held Trio For Jazz Audio Fans Only Vol.13 

ピアノトリオ、軽妙で弾力性に富んだ生ベースが凄い。ベースのアタックが現実的リアリティに溢れ、もうそれだけでこのケーブルが好ましいものに思えてくる。思うにこのケーブルのミッドレンジから中低域にかけての表現力には大変に光るものがあり、ある意味、音の高低の両端にポイントがあるのではなく寧ろ圧倒的な中域にコアがあるケーブルだ。だからもうベース好きには堪らないだろう。



交響曲 第5番 ニ短調 作品47 II-Allegretto  Stanisław Skrowaczewski: Yomiuri Nippon Symphony Orchestra

クラシックはどうか、まず低弦の迫力に驚く、ティンパニーの音も腹に響く。管もいいしバイオリンも実に生々しい。クラシックでは低域に余裕が無いと全体的に神経質になるものだが全くその気配がない。豊かな低域の上に音の見事なピラミッドが建造されている。


Feels Good  マイク・ヒックス  This Is Life

ポップス。まずバスドラムの音圧が凄く響く。ダイナミック・レンジが広く解像度に満ちている。高精細だが神経質ではなく寧ろ落ち着いていつまでも聴いていられる素晴らしいバランスを持つ。音数の多い色彩幅の広い曲も万全だ。


Corrinne May / Fly Away   

最後はJAZZの女性ボーカル。声の倍音が豊富に聞こえるので口の開け方や子音の出方がとてもリアルだ。しかも人間味を感じる鳴り方が心地良い。ピアノもいい。ここまでリアルに聞ければボーカル物も全く問題ない。ボーカル好きな方にもお勧めできる。

 


 

Upala
水が流れていくような、あまりエッジを際立たせない優しい音の出し方をする。優しいけれど、決して混濁せずあいまいな描写ではない。

印象派の絵のような、魅力的な機種。フルートやストリングスが美しいことはもちろん、金物は、トライアングルやビブラフォンがとても美しい。

クラッシュシンバルは、激しくはないが、シューっと尾を引いて鳴り、粒子が細かい綺麗な音だ。どこかだけが強調されピークを感じるようなことは無く、音の粒子が細かいためか、ボーカルは自然で生の声のようだ。

ピアノは、パーカッシヴな演奏よりも、語りかけてくるような演奏を表現することに長けている。そして、この機種もギターが綺麗な音を出すが、最もマッチングするのはクラシックのギターと思いきや、北欧メタルにもマッチする。

この機種は、聴いているうちに音色の美しさに引き込まれてしまい、その他の要素、たとえば音場がどのように展開されているかなどには意識がいかなくなる。とは言っても最終ケーブル。空間についても充分に表現している。このケーブルが表現する音場は、拡がりがあると同時にとても幻想的だ。

いつものアルバムのその音色が織り成す絵画を楽しむ


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