1845年、ジョン・A・フランクリン卿の指揮の下、テラー号とエレバス号は、ヨーロッパとカナダを結ぶ北西航路を航海するための探検に出発しました。2隻は補助蒸気機関を装備した最初の船であり、行く手を阻む氷塊に対処するため、船の前部および後部を鉄メッキで補強し、3年分の航海ができるよう、十分な消耗品を備蓄していました。しかしグリーンランド西岸のバフィン湾へ入ったところを目撃されたのを最後に失踪します。2016年9月26日、イヌイットの猟師の協力を得て、失踪から168年後にテラー号の難破船が発見されました。
フランクリン隊の悲劇的な探検は大きな謎を残していますが、今日でも難破船の考古学的な研究によって何が起こったかを明らかにすることが期待されています。
製作動画をまとめました。ぜひご覧ください→★★
・船体組み立て方式:バルクヘッド(フレームとキールを組み合わせる方式)・船体外板:ダブルプランク(二重貼り)
初心者マークをつけたのは、ビデオで解説されており、つまづく箇所が少なくてすむと思われるからです。工作レベルは初心者や入門ではないと思います。