「欲しいものを“紙”で作ってみよう」という挑戦からはじまった
なぜ、"紙"という素材を使って作っているのか「&PAPERSさん」に聞いてみました。

その歴史と技術を元に、“紙”という素材で、枠にとらわれない新しいアイテムを生み出しているんですね。
でも、"紙"で使って作るとなると、色々難しいこともありそうですよね。
個性的なインテリアや雑貨が好きなら、きっと心を掴まれるはず。
手掛けているのは、「&PAPERS」さん。
お店の名前の通り、このオシャレなアイテムたちはなんと"紙"で作られているんです!
パッと見ただけでは“紙”でできているとは思えないデザインに驚きですよね!
しかしよく見ると、カラフルな色使いや、独特の質感は紙だからこそのものだと感じられます。
でも、なぜ“紙”という素材にこだわって作っているのだろう・・・。
「&PAPERS」さんにその理由を聞いてみました。
なぜ、"紙"という素材を使って作っているのか「&PAPERSさん」に聞いてみました。
その歴史と技術を元に、“紙”という素材で、枠にとらわれない新しいアイテムを生み出しているんですね。
でも、"紙"で使って作るとなると、色々難しいこともありそうですよね。
山田さん
紙でモノづくりをするときの、第一の壁は「耐久性」でした。
大西さん
紙って聞くと、柔らかくて破けやすいといったイメージがあると思うんですけど、そのイメージ通りの素材なので、耐久性を高めるための工夫が欠かせません。
「&PAPERS」さんは、単なる紙を使用するのではなく、骨組みとなる芯材と貼り合わせていく際に天然由来で紙の強度を増す接着剤"ニカワ"を塗布し、強度を高めています。
こうした技術が、紙でありながら長く使えるアイテムを作り出しているそうです。
まさに“紙のプロ”ならではの工夫です。
&PAPERSさんは、気に入ったデザインの物を長く使ってもらうためアイテムの用途に合わせての使いやすさも重視しています。
例えば、この紙の花瓶「ファンファーレ」。
花瓶と聞くと、水を入れるものですが、「紙で花瓶? 水との相性は大丈夫?」と疑問に思うかもしれません。
しかし、水を入れる部分にはプラスチックの試験管を使用することで、しっかりとした実用性を確保しています。
さらに、紙を使っているからこそ、「割れない」や、「軽いから壁掛けをしやすい」などの嬉しいポイントもあります。
また、このゴミ箱「トライセラス」は、
といった生活する上でゴミを捨てる際に気になるポイントや、使いやすさを考えた工夫が施された形となっています。
これらのアイテムは、実際に生活する上で気になるポイントを解決するために何度も改良が重ねられてきたものです。
そして、&PAPERSさんはさらに進化を続けています。
現在、紙の弱点を補うために「漆」とのコラボ商品を企画中だそうです。
漆は水や汚れに強いという特徴を持っています。
そんな”漆”と”紙”がコラボすれば、紙の弱点がなくなるかもしれないですね!
漆の色味や光沢感と、紙の質感をうまく組み合わせることで、新しい感覚の製品が生まれる予感・・・。
漆と紙で作られた新鮮なデザインのアイテムが誕生するのが待ち遠しいですね!
これからの&PAPERSさんの商品にも目が離せません!
大西さん
お道具箱としても、サイドテーブルとしても使える万能ボックス。軽いので持ち運びもしやすいです。
山田さん
アートを額に入れて、壁に掛けるまで約10秒。簡単に飾れるホットな新商品です。
大西さん
「うちの母体は、大正時代から100年続く紙器メーカーなんです。
山田さん
長い歴史で培ってきた技術を生かして、『欲しい物』を”紙”で作ってみよう!
そんな思いから製品作りが始まりました。