ミツバチが巣の存続のために集める蜂蜜は、栄養価の高い食品です。今回はおいしく冬を乗り切る方法として、健康や美容に良いとされる蜂蜜をご紹介します。ただしカラダに良いからといって、赤ちゃんには与えないように注意してください。ここでは蜂蜜の栄養成分やホンモノの蜂蜜の見分け方のほか、おすすめレシピを見ていきましょう。
蜂蜜を少量摂取すると、咳を鎮めてくれることが分かっています。その理由は、蜂蜜には抗酸化作用や抗菌作用のある成分が入っているから。 さらにビタミン、ミネラルやアミノ酸のほか、様々な酵素もたっぷり含まれているので、蜂蜜はまさに健康維持に役立つ希少な食品と言えます。また果糖とブドウ糖が含まれており、胃腸に負担をかけずに吸収されエネルギー源に変わるのです。 そのため蜂蜜を摂取すると、疲労回復、持久力維持、風邪を予防する効果を期待できます。 ちょっと喉の調子がおかしいかな?と感じたら、蜂蜜をひと匙ほど摂取してみると良いでしょう。
実はミツバチの持つ酵素が、花から集められた蜜を分解しトロリとした蜂蜜を作り出しています。ミツバチの働きなしには、花の蜜は蜂蜜にならないというわけです。
そんなミツバチへの感謝の気持ちとともに、昔ながらの非加熱製法でホンモノの生蜂蜜をお届けしているのが「まほら屋」さんです。「湯河原産みかん蜂蜜」をひと口食べると、柑橘系の爽やかな香りとさっぱりとした甘味が広がります。
出荷までの時間を短縮したり、作業効率を上げたりする目的で高温加熱処理をすると、貴重な栄養成分が破壊されることに。香り高く栄養価の高い蜂蜜を希望する方は、加熱処理なしの生蜂蜜を選ぶようにしましょう。
レモンの酸味と蜂蜜の甘さのハーモニーが絶妙な「蜂蜜レモン」。蜂蜜レモンがあれば、お水やお湯で割って手軽にヘルシードリンクを作れます。ヨーグルトに混ぜたり、ゼリーを作っても良いですね。
まずは容器選びから。密閉できて、レモンを取り出しやすい広口のガラス瓶を用意します。レモンを皮ごとスライスして蜂蜜と漬け込むため、国産の無農薬のレモンが手に入ればベスト。なければレモンを洗う際に、塩で皮についたワックスを落としましょう。
清潔な包丁とまな板を使って、レモンを薄くスライスしてください。煮沸消毒して乾燥させた瓶に、種をキレイに取り除いたレモンを入れ、ひたひたになるまで蜂蜜を入れます。冷蔵庫に入れて1〜2日たてば食べごろです。
今回は抗酸化作用や抗菌作用のある成分のほか、ビタミンやミネラルをたっぷり含む蜂蜜をご紹介しました。非加熱製法で作られた生蜂蜜は、栄養価が高く風邪予防や美容におすすめ。香り高い生蜂蜜を毎日の生活に取り入れて、冬をおいしく乗り切りましょう。