診断ブームがファッション購買に与える影響調査
SNSを中心に広がる「パーソナルカラー診断」や「骨格診断」。
自分に似合う色や形を知ることで、ファッションの“正解”を見つけようとする人が増えています。一方で、診断結果に左右されすぎて「着たい服がわからなくなった」「診断通りに選ぶのは難しい」と感じる声も少なくありません。
今回あるるモールでは、こうした「診断ブームがファッション購買にどのような影響を与えているのか」に注目し、全国の女性200名を対象に意識調査を実施しました。
SNS時代の“ファッションの選び方”が、どのように変化しているのかを探ります。
Q:ファッションアイテムを購入する際、最も重視する点はどれですか?
【回答結果】
自分に似合うかどうか(色・形・雰囲気など):70%
価格 :15.5%
デザイン:9%
流行・トレンド:3%
ブランド:2.5%
Q:「パーソナルカラー」や「骨格診断」などの自己分析を受けたことがありますか?
【回答結果】
興味はあるが、まだ受けたことはない:43.5%
あまり興味がない:23.5%
自己診断をしたことがある(ネット・アプリなど):12%
受けたことがある :10.5%
知らない:10.5%
Q:診断結果を知って、購入ブランドや服の選び方に変化はありましたか?
【回答結果】
選ぶ色や形が変わった:46.7%
特に変化はない:37.8%
新しいブランド・ショップを開拓するようになった:15.5%
Q:ファッションアイテムを購入する際、診断結果と“好み”が異なるときはどちらを優先しますか?
【回答結果】
気分や直感を優先する:57.8%
状況による:22.2%
半々くらい:11.1%
診断結果を優先する:8.9%
SNSで広がった診断ブームは、「自分に似合う」を知るきっかけとして多くの人に受け入れられています。
一方で、診断結果にとらわれすぎず、自分の“好き”や“感覚”を大切にする動きも見られました。
今回の調査からは、「似合う」と「好き」のあいだで揺れながら、自分らしいファッションを模索する姿がうかがえます。
診断はあくまで“自分を知るためのヒント”。
ファッションをより自由に楽しむために、自分らしいバランスを見つけることが求められているのかもしれません。
- 調査対象: 10代~60代の女性
- 調査期間: 2025年10月24日
- 調査機関: クラウドソーシングサイト
- 調査方法:各質問項目の回答割合を算出
- 有効回答数: 200名