ECサイトにおける購買行動(衝動買い・計画買い)調査
オンラインショッピングが生活の一部となった今。
SNSで話題の商品やセール情報を見ると、つい購入してしまう──そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際のところ、「衝動買い」は少数派のようです。今回の調査でオンラインショッピングは今や“衝動の場”ではなく、情報を精査して意思決定する場所となっていることが明らかになりました。
Q:ECでの衝動買いと計画買いではどちらがあてはまりますか?

【回答結果】
ほとんどが計画的に買う:43.5%
どちらかといえば計画的に買う:36.5%
どちらかといえば衝動的に買う:9%
ほとんどが衝動買い:0.5%
あてはまるものはない:10.5%
Q:衝動買いをしてしまうきっかけは何ですか?(複数回答可)

【回答結果】
SNSや広告で見かけて欲しくなった:21.05%
セール・クーポン・ポイント還元などの特典:36.8%
商品画像やレビューに惹かれた:42.1%
気分転換・ストレス解消でつい:31.5%
送料対策で追加購入した:10.5%
その他:10.5%
Q:計画的に購入する場合は、どんな目的が多いですか?(複数回答可)

【回答結果】
必要な日用品や消耗品:70.6%
ギフト・プレゼント:24.3%
欲しい商品を比較検討してから:59.3%
以前から気になっていたものをようやく購入:46.2%
買い替え目的:32.5%
Q:衝動買いしたものの中で、「買ってよかった!」と思うジャンルは?(複数回答可)

【回答結果】
ファッション・アクセサリー:26.3%
コスメ・美容:10.5%
食品・スイーツ:57.9%
家電・ガジェット:26.3%
インテリア・雑貨:21.05%
その他:5.2%
Q:衝動買いした商品の満足度はどうですか?

【回答結果】
とても満足している:5.3%
満足している:57.9%
どちらともいえない:31.6%
あまり満足していない :5.2%
後悔することが多い:0%
今回の調査から、EC市場では「計画的に購入する堅実派」が多数を占める一方で、衝動買いも“後悔のない楽しみ方”として受け入れられていることが明らかになりました。
消費者は、情報をもとに判断しながらも、自分の気持ちを満たす買い物を大切にしています。
これからのECには、安心して選べる情報の提供と、心を動かす体験価値の両立が求められていきそうです。
- 調査対象: 10代~60代の男女
- 調査期間: 2025年10月20日~2025年10月20日
- 調査機関: クラウドソーシングサイト
- 調査方法:各質問項目の回答割合を算出
- 有効回答数: 200名