祖父母に喜ばれる入学祝いのお返しおすすめ8選!マナーや贈り方のポイントも解説

祖父母にとって、可愛い孫の入学や入園は一大イベント。
その際に、お祝いをいただくこともあるでしょう。
いただいたからには、お返しをするのがマナーです。
ただ、年齢がかなり上なだけに、どんなものを好むのか把握しにくい。不必要なものを贈るのは避けたいですよね。
そこで、祖父母世代が喜ぶ入学祝いのお返しにおすすめの品を、マナーや贈り方ととともにご紹介します。
祖父母に喜ばれる入学祝いのお返しってどんなもの?
もともとは、嬉しい気持ちをおすそ分けするという意味で贈られていたのが「内祝い」。
現在は、いただいたお祝いへのお礼という意味が強くなっています。
相場としては、いただいた金額の3分の1から半分程度。
祖父母の世代に喜ばれる、入学祝いのお返しにはどんなものがあるのでしょう。
グルメ

お返しの品として相応しいもののひとつが、食べもの。
美味しく食べられて楽しめるようなものは、もらって嬉しいですよね。
ちょっと値の張る高級なものなどは、普段自分では手を出しづらく、気になってはいても購入するまでは至らない。
そういったグルメ関連のお返しをもらったときの喜びは大きいはずです。
スイーツ

スイーツなどは、年齢が上がると購入する機会も減っていく傾向にあります。
手土産などで持っていくことはあっても、あまり自分のために買うことはありません。ですから、スイーツももらって嬉しい品です。
クッキーやフィナンシェなどの焼き菓子は、年代を選ばず好まれるもの。
大福やまんじゅうなどの甘さ控えめの和菓子も、年配の方には喜ばれるでしょう。
もし自分で食べなかったとしても、来客用のお茶菓子としても提供できるので、便利なアイテムと言えます。
お酒

お酒を飲む人は多くいますが、購入する種類や銘柄などはだいたい決まっています。
年齢を重ねるほどに、新しいものにはあまり手を出さなくなります。
そこで、通常ならあまり購入しないであろうタイプのお酒を贈るという方法も。
ちょっと高級なものや、珍しいものなど、贈られたからこそ楽しめるものもあります。
もちろん、普段から飲んでいるお酒をチェックして同じものを贈れば、失敗するリスクは回避できます。
カタログギフト

お祝いやお返しの品として、頻繁に用いられるのがカタログギフトです。
お返しの品をひとつに限定すると、失敗するリスクも高くなります。
カタログギフトであれば選択肢も多く、リスクも回避。
贈られたほうも、楽しんで選ぶことができます。
最近では種類も増え、シニア世代向けの商品などもあります。
旅行や食事に出かける体験型などもあり、ラインナップは充実しています。
【ジャンル別】祖父母への入学祝いのお返しにおすすめの商品
祖父母の年代に相応しい、お返しの品はどんなものなのか。
需要に沿うような、具体的な商品をご紹介します。
グルメ
極和膳 究極のお茶漬け

年齢を重ねると、油っぽいものをあまり食べられなくなってきた、という声をよく聞きます。
サラッと食べられるお茶漬けは、世代が上がるほどに需要も高まります。
ただ、内容は簡単なものが多い。
ごはんにちょっとした食材をトッピングして、お茶をかける程度で、こちらの商品のような高級なものはあまり食べないでしょう。
だからこそ、贈られて嬉しい品となります。
お湯を注ぐだけで完成という、簡単調理も魅力。
贅沢なひと時を、提供してあげられるはずです。
銀鱈の西京焼き 5個セット

年齢が上がると、食の好みも変わってきます。
肉よりも魚のほうが好きという人の比率が高くなってきます。
こちらの「銀鱈の西京焼き」は、高い世代に大人気。
厚みのある銀鱈に、ほどよく脂がのっていて、クセのない味。
相性抜群の西京味噌が、旨みを引き立てています。
普段はあまり味わえない高級感もあり、贈りものにするととても喜ばれる一品。
お店の味が、自宅で存分に楽しめます。
スイーツ
山田屋まんじゅう・きら・水羊羹セット

幅広い世代に愛されるスイーツ。
ただ、世代が上がってくると、洋菓子よりも和菓子を好む人が増える傾向に。
そんな和菓子好きにおすすめなのが、有名和菓子店『山田屋まんじゅう』の、まんじゅう・水羊羹・しるこのセット。
クセのない、スッキリとした甘さが人気の秘訣。
煮小豆の食感がしっかりとしていて歯触りが良く、満足感があります。
常温で保存できるのも嬉しいポイントです。
フルーツどら焼き詰合せ 10個

和菓子好きのなかでも特に人気が高いのが、どら焼きです。
モチモチの生地と、ほどよい甘さのあんことの絶妙なバランスがたまりません。
そして、こちらの商品はちょっと変わり種。
あんこがフルーツ餡となっています。
使用されているのは、びわと栗。
まさに和の果実。
上品な甘さがあるびわ餡に、コクのあるやさしい甘みの栗餡、どちらも絶品です。
まさに、気になってはいるけどなかなか自分では買わない、もらって嬉しい一品でしょう。
お酒
日本酒&ハイボールBセット

若いときは、ビールを勢いよく飲んだり、甘いお酒を多く飲んだりするかもしれません。
しかし、年齢を重ねるほどに、深くじっくり、お酒そのものの味を堪能するようになります。
こちらは、そんな味わい深いお酒のセット。
日本酒とハイボールの詰め合わせになります。
種類は、甘口純米・富士蔵・ふじの風花・富士北麓蒸留所ハイボールの4種。
日本酒は、甘口や辛口と広くそろえ、ハイボールはモルトとグレーンをブレンドした飲みやすく飽きのこない一品となっています。
ちば味めぐり 純米飲み比べセット

千葉県の酒造メーカーのお酒の詰め合わせ。
純米酒と純米吟醸酒の4本ずつのセットになっています。
純米酒は、甲子・木戸泉・寿萬亀・腰古井。
純米吟醸酒は、仁勇・岩の井・東薫・聖泉。300mlの飲みきりサイズになっていて、飲み比べができます。
いろんな種類を試したいという方にピッタリ。
ラベルの違うビンが並ぶ様子がどこか楽しげで、お酒好きにはたまらない贈りものとなるでしょう。
カタログギフト
カタログギフト テイク・ユア・チョイス ガーベラ

たくさんの商品のなかから好きなものが選べるので、失敗するリスクが軽減されるのが、カタログギフトのメリット。
こちらのカタログギフトは、選択肢が豊富。
お肉や海鮮などのグルメからスイーツ、調理器具にキッチン小物、旅行など、様々なジャンルから商品が選べます。
高い世代向けの商品も多数そろっているので、必ず欲しいものが見つかるはず。楽しそうに選んでいる姿が目に浮かびます。
カタログギフト 凛 (りん) はつにしき

こちらのカタログギフトは、商品の数がなんと約2,470点も掲載されています。
そのうち、グルメは約300点。
おしゃれなスイーツや、肉や海鮮などの豪華なラインナップとなっています。
美容関係も充実していて、女性からも人気です。
なかでも高い人気を誇るのが、体験型。
リゾートやスパなどの施設が利用できる商品もあります。
ペアで利用可能なものもあるので、夫婦で出かけるキッカケにもなりそうです。
入学祝いのお返しを贈る時のポイントやマナー
お礼をいただいたのであれば、お返しをしなければいけません。
どんなものが相応しいのかと頭を悩ませますが、さらに最低限のルールなども存在。
知っておくべき、お返しを贈る際のポイントやマナーを確認しておきましょう。
入学祝いのお返しの相場
お祝いをいただいた際、「お返しは必要ないから」と言われることもありますが、そういうわけにもいきません。
親しい間柄であっても、お返しをするのがマナーです。
では、どれぐらいの金額のものを返せばいいのでしょう。
相場でいうと、いただいた金額の、おおよそ3分の1から半分が相応しいとされています。
ただ、いただいた金額が5千円程度だと、お返しの品も選べるものが限られてきます。
あまり安っぽく見えないようにしたいところ。
候補にあげるとすれば、ハンカチなどの日用品や、焼き菓子などでしょう。
また、いただいた金額から、相場よりもだいぶ上回るような高額のものを贈るのはNG。
相手に気を遣わせてしまうので、相場は意識すべきです。
贈る時期
お返しの品を選ぶのにも苦労します。
迷っているあいだに、かなり時間が経過してしまう場合も。
しかし、お祝いをいただいてから、あまり期間が空いてしまうのはマナーがいいとは言えません。
いくら悩んだとしても、1ヶ月以内には贈るべきです。
ただ、なるべく早くお返しするのが理想ではありますが、あまり早すぎるのもNG。
いただいてすぐに返してしまうと、軽い印象を与えます。
しっかりとありがたみを感じていると思ってもらうためには、適度に時間を置いたほうがいいでしょう。
のしをつける
贈りものをする際、のしの有無について悩むところかもしれません。
一般的には、慶事の際はのし有り、弔事はのし無しとなっています。
入学祝いは慶事なので、お返しをする場合はのし有りとなります。
のし紙を使用する際、表書きは「入学内祝」「御礼」「内祝」と記入します。
下部には、子どもの名前を書き入れます。
水引は、「何度でも結び直せる」という意味のある紅白の蝶結びを選びましょう。
子どもからのメッセージもつけると◎
お返しの品を贈る際、子どもの書いたメッセージを添えると、より感謝の気持ちが伝わります。
「ありがとう」と簡単なものでもいいですが、「勉強頑張ります」などの前向きな言葉があると、受け取った側も嬉しさが増すはずです。
メッセージをつけるのであれば、相応しいメッセージカードなどもあるので、利用するといいでしょう。
子どもがまだ小さく、字がうまく書けない場合は、スマホで動画などを撮って送るという方法もあります。
入学祝いは、祖父母に限らず、近しい親戚などからいただく場合もあります。
数が増えれば、そのぶん選ぶのもまた困難に。
ただ、ポイントをおさえておけば、ある程度選択肢も狭まるでしょう。
良好な親戚付き合いができるように、最低限のマナーを守りつつ、相応しいものを贈ってください。