レモン学名 CITRUS LIMON 科名 ミカン科 果皮より抽出 FCC原産地 USA-CA
レモンは日本人でもよく知っているさわやかで多くの人が好感をもつ香りのひとつです。頭を使う作業のとき、レモンの香りを香らせておくとミスも少なく、効果が上がってしかも疲労感が少なくなります。またレモンのクールな香りは、かっかっと怒っているときやイライラしているとき、不安で心臓がドキドキするときなどに気持ちを冷静にしてくれます。また落ち込んだ気持ちを明るくしたり、緊張をほどいてくれる働きはミカン科の精油に共通する作用です。健康感を与えるので、病気を気にする人にも適しています。
レモンには身体の浄化作用があり、体内の滞りを解消します。血液やリンパの流れがスムーズになり、霜焼け、セルライト、下肢静脈瘤、むくみや筋肉のこり、生理痛。その一方で止血作用や貧血を改善、高血圧の人の血圧を下げる。また東洋医学では酸っぱい味は肝臓によいとされていますが、レモンの精油も肝臓に。さわやかなシトラスフルーツの香りが食欲も高め、消化を促進します。吐き気を止める働きもあります。白血球の数を増やすといわれ、感染などに対する抵抗力が高まり、解熱作用や空気の殺菌作用もあるので、風邪をひいたときに室内に香らせておくとよいでしょう。リウマチやアレルギー性鼻炎など。