欄間(らんま)とは、天井と鴨居(かもい)または長押(なげし)との間に、通風や採光のために設けられる開口部材のことを指します。
障子の上にあるこれが欄間です。
伝統的な日本家屋に様々なバリエーションで存在します。
欄間は縦の格子の線だけのものが一般的と思われますが、私が行ったお屋敷では写真のようなランダムな横の格子も存在しています。
これは「雲は細くたなびいているのを表現している」とのことで、わびさびを感じさせる日本の美です。
わびさびとは「閑寂のなかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさ」のことです。
この欄間をベースに、切子にうまく調整して落とし込んだのが本製品です。