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「幻の八角籠目」

¥59,400
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切子工房 箴光
製品説明製品名:幻の八角籠目寸法:口元直径φ76mm×高さH90mm内容量:280ml製品コード:SK-R-ha-151私のデザインは「美しい大枠に細かいカットを添える形で入れる」という方針で製作しております。大枠をカレーライス、間に入れる細かいカットを福神漬けに例えていつもデザイン設計をしております。ただ、この作品のように福神漬けである細かいカットを口元から中段あるいは下段くらいまでカットして、下部を透かすような作品も他工房で1点物として8万円以上で販売しているものも多くございます。いわば、グレードの高い作品と言えばこれと言ったような伝統的な構成のデザイン系統です。この福神漬けをメインにしたデザインというのは、私の製作方針からは違うもので意図的に製作しておりませんでした。しかし、ユーザーのニーズを考えるとこのタイプのデザインも1つは提示しておこうと思ってデザイン開発に取り組んだという経緯があります。上部は伝統的なカットを全体にしますので、誰でも思いつきやすく、オリジナリティは皆無です。現に、もう何十回として口元から細かいカットを入れるこのようなデザインを見たことがある人も多いかと思います。伝統的なカットでオリジナリティ皆無ですが、八角籠目はこのサイズ感で削れる切子職人は日本にはほとんどおりませんので、カット技術で差別化している部分はあります。しかし、カットの細かさの大小だけでデザイン性が圧倒的に優位かと言われれば、それはあまりにも気が緩んでいる考えです。そこで、この伝統的なデザインはどこで差別化をするかというと、下部の透ける部分を演出するカットの部分で勝負となります。過去に1人で150作品作ってきており、どうやったら美しく見えるか、見た目だけでなく機能性は良くなるかなどのデータを蓄積しており、それを盛り込んだカットとなっております。この部分は当工房の重大なデザイン力の話になるので、詳細は公開できませんが、たくさんの理論に基づいて製作されているデザインなので、その美しさは説明不要で写真から感じて頂けると思います。伝統的なスタイルのデザインに合わせて、文様の選択も主軸は伝統的なもの、かつ日本らしさのある和風なデザインを意識しております。しかしこれ以上の細かさのカットは美しさを損ねるので、デザインを理解していない人がやるものだと現状結論付けております。ゆえに実質日本最小になるのではないかと私は考えています。矢来、八角籠目の伝統的な文様ともに、悪いものから守ってくれるという魔除けや厄除けの意味合いが込められているものです。また八角形は日本でも昔からお堂の形に用いられるなど幸運の形されております。扇と、4つの丸は日本の家紋のようなイメージで和風なデザインを表現しております。「4つの丸」及び「隅切り」は透け感の向上、手触りの向上を意図しております。これだけの細かい八角籠目を口元からスタートして、ぐるりと全体に、中段にまでかけて削るので工数が非常に多くかかります。買う方も値段が高い、作る方も作業時間がかかりすぎて他の作品を販売した方が良いという状態で、商業的に成功しているデザインとは言えません。依頼があれば製作しますが、私自身は基本的には再度製作する意図ではこのデザイン設計を行っていないところがあります。それでも伝統的なグレードの高い作品の型で安定した美しさに加えて、当工房の技術力やデザイン力がこれでもかというくらい含まれております。みなさまの選択肢の1つになれればと考えております。
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