他の作品が伝統的なものばかりだったので、オリジナル寄りの作品を作ろうと思いました。
6枚の葉を持つ菊の間に桜の花びらをモチーフとしたタマゴ型のふんわりとした擦りガラス上のカットを底部に施しました。
桜に特化しすぎず、伝統的なスタイルの底菊とも合わせることでオリジナル寄りに逸脱しすぎずに、伝統らしさも残しつつのデザインとなっております。
その2つの菊と桜がパッと開いたような印象を受けたので「開花」という型の名前をつけることにしました。
桜の花びらをイメージするために擦りガラス上に仕上げていますが、ワンポイントこういう擦りガラスの部分が入ると美しくなるので、その要件も満たしつつのデザインとなりました。
また6枚の菊の葉の頂点は側面の角をざっくり落としているカットと合わせとなっております。
このように側面の3分の1程までざっくり角を落としてカットしています。
底部にカットするだけでなく、このような3D的なカットはデザイン性の向上だけでなく、手触りの向上などの物理的な良さを深めるためにも行っております。
職人の技術と知恵を盛り込んだ作品となっております。
自分用、贈り物、祝い事、お店のブランドイメージアップ等にご検討頂けると幸いです