小鉢・四つ矢来に風車（かざぐるま）

伝統的な矢来をベースに要所で4本の矢来を配置した四つ矢来を入れております。

カット数がとても多く、製作にも時間がかかりますが力作です。
他の工房ではカット数の多さが採算が取れず、またカットの難しいデザインで現実的で無いのでこのような複雑なデザインをすることは無いと自負しています。

デザインは全てが対称に配置されているように見えますが、よく見ると対象ではありません。

その非対称のおかげで底に線が集まって風車（かざぐるま）が姿を現すようになっています。

個人的にはこのデザインを当工房の標準的なデザインとして考えております。
ぜひこの綺麗さを共有して楽しんでもらいたいと思います。