側面全体にカーブのきつめの曲線をカットしたシンプル作品です。
カーブのきついカットは若干手間がかかるので、低価格帯の作品ではあまり見られない傾向があります。
底には江戸切子でも最も多く削られている、最も伝統的な16枚の葉を持つ底菊をカットしております。
基本的には素材の美しさをベースに見る作品で「カットは添えるだけ」というような認識です。
カットは全て擦りガラス状に仕上げています。
青色と金赤は透けていて視線の抜け方も良いので、すりガラス状に仕上げることでカットのインパクトを出すことが出来ます。(瑠璃、銅赤では不可)