側面にざっくり太めの縦のカットが8本入っており、底に8枚の葉を持つ底菊をカットした素材の美しさを活かした挑戦的な型です。
カットは全て擦りガラス状に仕上げています。
職人が考える最低限入れたいカットを入れた「底消し玉矢来天開ロックグラス」が基本的な最安値という位置付けで考えており、この作品は番外編という認識です。
「職人として当然入れるべきカットの量」という固定概念を外し、カット数をさらに抑えて値段もさらに抑えています。
新たなニーズを模索しようという試験的・挑戦的な試みです。
海外の高級グラスが同じようなクオリティで数万円以上の物が当然のように売れているので、ブランドに値段を払う部分を排除したこの型のニーズもあるのではないかと考えています。
以前に友人が「素材のままで十分きれいで使えるね」と言っていたのも製作の起点になりました。
また、青色と金赤は透けていて視線の抜け方も良いので、この色だからこそ出来るデザインでもあると考えています。(瑠璃、銅赤では不可)
自分用、贈り物、祝い事、インスタ映え等にご検討ください。