伝統的な市松のカットを伝統的なぐるりと削るスタイルにて製作した伝統寄りデザインです。
市松部分は平らに削るのではなく、窪ませて削っているので、手の指がフィットして持ち心地が良いです。
市松部分はできだけ正方形のマスの色を取るように深めに削っており、これが窪みの深さになって持ち心地の良さに繋がっている工夫になっています。
他工房では浅く丸く中心に削る市松もございますが、当工房の売りとしては周りの枠線に食い込むほど色を取り除いて手触りを出しております。
側面の格子の縦のカットが底に繋がっており、全ての線が底の中心で交差します。
側面から連結しているのがわかるかと思います。
また底付近は透け感の向上と手触りの向上、デザイン性の向上をさせるために、少し太めの縦のカットを均等にいれております。
動画で見て頂ければわかりますが、下部の太めのカットにより美しさは増しているかと思います。
一般的な江戸切子では下部まで全て市松で削るデザインが多いですが、もう一歩デザインを踏み込んで考えると私はこのようなデザインの考案となりました。
自分用、贈り物、祝い事、インスタ映え等にご検討ください。