「玉七宝に氷山」というデザインの型がありますが、そのデザインの工数を抑える形にデザイン調整したバリュエーションデザインの作品です。
斜めのカットの矢来の中心に玉(ぎょく)を仕込んでいます。
矢来は伝統的なデザイン選択ですが、玉(ぎょくは)当工房のオリジナルのデザイン選択となっております。
玉とは「とても大切なもの」という意味があります。
玉座、玉露、玉将もそういう意味で使われております。
丸いたまという意味の他に呼び方が変わるとそういった意味にもなります。
防護柵が由来の矢来は、悪いものから守ってくれる魔除けや厄除けの意味があります。
矢来の中に大事なものが入っている状態、それが皆様にとっての何かはわかりませんが、私には1つ1つが大切な思い出のように見えています。
下部の縦に長く伸びる透かしは、最安値の矢来タンブラーに近いカットですが、カット量を2倍に増やして透け感を向上させてグレードアップを図っています。
工数を抑えつつも、デザイン性や伝統的なカットのスタイルも維持しているとても良い作品に仕上がりました。
自分用、贈り物、インスタ映え、お店のブランドイメージアップにご検討下さい。