直感的に削ったオリジナル要素の強いカットと大枠に入れた伝統的なカットが融合して美しい仕上がりになったと思います。
こちらの正面の曲線によるひし形に近い形の中にカットしたデザインはオリジナルのものです。
対となる部分に同じカットを入れておりますが、隣り合う部分には二重矢来という伝統的なカットを入れて2面的なデザインを見せるように調整しました。
90°傾けるとこちらの伝統的なカットである二重矢来(にじゅうやらい)が施されております。
先ほどのオリジナルのカットの方にもこの二重矢来のような要素を取り入れ、作品全体の統一感を意識しています。
上部のワイングラスの形状のようなカットの中にもにも2面性という意味で、別の2つのカットを交互にカットしております。
伝統的な八角籠目(はっかくかごめ)という文様と、伝統的な菊繋ぎ(きくつなぎ)という文様です。
どちらもカットの難易度はそれなりに高く、見る人が見ればグレードの高い作品であることが言わずとも理解することができます。
対となる部分が同じデザインになっておりますが、下部の透け感を意識する縦長のカットは4つとも同じカットにしてあります。
「上段中段を全て対にしてるから下段も全て対」という短絡的思考にならず、グラスの美しさを考えた時に同じカットで統一することにしました。
菊繋ぎのカットの部分は口当たりが面白く、飲むときにカットのギザギザを感じることで特別なグラスを使っているという感覚がハッキリ体感できると思います。
上記の写真はスターバックスでマイグラスとして使用した時の写真ですが、ご自宅でハイボールなどを飲む際などにも良いかと思います。
このタンブラーを使ってプレシャスな時間を感じて頂ければと思います。
自分用、贈り物、インスタ映え、お店のブランドイメージアップにご検討下さい。