今まで製作した製品とは一風違ったものを作って、デザインの幅を広げるために水玉のデザインを製作しようと考えました。
水玉は1段ごとに16個あり、それが4段あります。
またクリアな水玉と消し加工の水玉が交互に連なっています。
底に近い水玉の部分は色被せが濃い場合、色被せの部分が食い合いますが、水玉の丸さを優先して削っております。
ぐいのみは内側からデザインを眺める形になりやすいのでそれを考慮して水玉の透けを優先でカットしているからです。
試作では色被せが食い合わないように水玉同士の距離を取って試作をしていました。
水玉は1段12個で3段目までしかありません。
しかし、これだと水玉感を十分に感じられないと思い、ボツとしました。
伝統的な手法の手磨きで1か所ずつ磨いているため、擦りガラス状の部分とクリアな部分をデザインに盛り込むことができます。
一方、酸磨きは硫酸などの劇薬にガラス全体を沈めますので、擦りガラスの部分は作ることができません。
プレゼントやギフトにも良いかと思います。
ご検討頂けると幸いです。