日本食糧新聞社発行『昭和100年記念出版 写真とグラフで見る昭和の食品産業』が完成しました。
昭和という時代は、食品産業にとって大変革期でした。現在の日本人の食生活に欠かすことのできない、即席麺、レトルト食品、ポテトチップスなどが誕生し、スーパーマーケット、コンビニエンスストアなど日本の買い物習慣を劇的に変えた小売業の新たな形態が生まれたのも、ファストフードチェーン、ファミリーレストランなどが登場したのも昭和でした。
日本食糧新聞は創刊1943年(昭和18年)です。昭和の食品産業とともに歴史を重ねてきました。日本食糧新聞社はこの度『昭和100年記念出版 写真とグラフで見る昭和の食品産業』を発行しました。本書は「昭和時代」を報道写真と食品界100業種の変遷の解説、グラフ、食品年表とで一冊の本にまとめ上げた出版物です。創刊82周年を迎えた日本食糧新聞に掲載してきた報道写真は、昭和の食品業界を切り撮ってきた業界唯一のものです。「遠くて、近い存在」である「昭和」は、若い世代から「昭和レトロ」として高い支持を得ています。この機会に、「昭和の食品産業」を一冊にまとめた同書をご高覧ください。
〈掲載内容〉◆写真で見る昭和◆グラフで見る昭和の食(農林統計が語る昭和)◆昭和の食品界の変遷(総論・各論)◆昭和の食品年表