■内容
- 第1章 フリーズドライ食品の歴史
1 古代インカ帝国の知恵
2 凍結乾燥技術の実用化
3 わが国の凍結乾燥技術の始動
4 凍結乾燥技術パイオニアの苦難
5 業界団体結成後の動き- 第2章 圧力別の食品とフリーズドライの原理・原則
1 圧力別の加工食品
2 フリーズドライの原理
3 フリーズドライの原則- 第3章 凍結乾燥機の機能
凍結乾燥機の基本的装置(モデル)
1 チャンバー(乾燥庫)
2 コールドトラップ(凝縮装置)
3 真空装置とバイパス
乾燥機の基本的な運転手順
1 乾燥機の操作
2 チャンバー内での乾燥進行状態- 第4章 フリーズドライ食品の製造工程?
前処理工程・調理工程
1 野菜類
2 果汁・果物類
3 肉 類
4 魚介類
5 油脂製品
6 抽出物(機能性成分)
トレー積載工程(乾燥時間の短縮)
予備凍結工程
1 予備凍結の重要性
2 急速凍結と緩慢凍結
3 緩慢凍結の利用
4 自己凍結とその利用- 第5章 フリーズドライ食品の製造工程?
乾燥工程
1 棚温度と品温
2 乾燥からブレーク
包装工程
1 乾燥品の取り出し
2 処理作業
3 製品検査、梱包・保管
4 製造工程中の歩留関係
乾燥中のトラブル
1 真空悪化
2 停 電- 第6章 フリーズドライの補助材料
1 糖
2 植物性タンパク
3 抗酸化剤
4 増粘剤(とろみ)100
5 ゲル化剤
6 乳化剤
7 酵素
8 パーム油
9 色素
10 香り材
11 FDが目指す味作り- 第7章 フリーズドライの特徴とその展開
1 フリーズドライの長所
2 成分の残存
3 フリーズドライの今後の展開- 第8章 食品の安全性
1 微生物汚染
2 異物混入
3 工程検査
4 品質の変質
5 従業員の教育・訓練
6 ISO- 第9章 フリーズドライの課題と対応
1 乾燥品の細菌対策
2 製品の単価対策
3 エネルギーコストの対応
4 ほかの乾燥方法との組み合わせ
5 高糖度・高濃縮エキスの乾燥
6 フリーズドライに向かないもの
7 フリーズドライ商品の課題- 第10章 フリーズドライの現況と今後の一つの方向
1 フリーズドライの現況
2 食品分野以外での利用
3 今後の方向と利用場面
4 今後の動向- 参考文献